シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(商業経営論) | 2024 | 通年 | 火2 | 商学研究科博士課程前期課程 | 寺本 高 | テラモト タカシ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-701L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
演習テーマ(商業経営論)に大きく関係する先行研究のレビューと,商業経営にまつわる研究コンテストへの参加を通じて,研究課題設定,研究意義の明確化,研究アプローチ,定量分析という一連の研究遂行力の向上を目指します。
科目目的
演習テーマ(商業経営論)に大きく関係する消費者行動論,マーケティング戦略論,行動科学,行動経済学に関する分野のキーになる文献や,これらの領域に関係する研究方法(リサーチ・メソッド)に関する文献のレビューやデータ分析コンテストへの参加を通じて,関連分野の知識や技能の習得を目指します。
到達目標
演習テーマに関連する理論や事例に関心を持ち,それに対して精緻に考察したり,他者と議論するための着眼点を提示できること
授業計画と内容
1. 演習Ⅰの進め方
2. 受講生の問題意識・研究課題の検討
3. 受講生の問題意識・研究課題の発表
4. 小売研究レビュー1:小売ブランド
5. 小売研究レビュー2:業態・商圏
6. 小売研究レビュー3:流通情報マネジメント
7. 買物行動研究レビュー1:買物にまつわる感情
8. 買物行動研究レビュー2:計画・非計画購買
9. 買物行動研究レビュー3:商圏内回遊
10. データ分析演習1:コンテスト用データの確認
11. データ分析演習2:コンテスト過去研究のレビュー
10. データ分析演習3:分析テーマ検討
11. データ分析演習4:分析テーマ精査
12. データ分析演習5:分析テーマ確定
13. データ分析演習6:関連理論検討
14. データ分析演習7:関連理論発表
15. 演習Ⅰ(後半)の進め方
16. データ分析演習8:基礎集計の検討
17. データ分析演習9:分析モデルの検討
18. データ分析演習10:分析結果の検討
19. データ分析演習11:知見抽出と実務的示唆の検討
20. データ分析演習12:報告書作成
21. 商業経営に関連する最新研究レビュー1:品揃え
22. 商業経営に関連する最新研究レビュー2:価格
23. 商業経営に関連する最新研究レビュー3:チャネル
24. 商業経営に関連する最新研究レビュー4:プロモーション
25. 修士研究課題の検討1:研究課題素案の発表と討議
26. 修士研究課題の検討2:討議を受けての修正
27. 修士研究課題の検討3:研究課題の決定
28. 演習Ⅰの総括:演習Ⅱに向けて
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ほぼ毎回,課題の進捗や成果に関する発表をしてもらうため,その準備が必要になることは留意しておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回の発表 60% ディスカッションへの参加 40% |
成績評価の方法・基準(備考)
「毎回の発表」とは,チームあるいは個人が進捗や成果に関する資料を準備の上発表することを意味します。
「ディスカッションへの参加」とは,他メンバーの発表に対して建設的な質問やコメントをすることを意味します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
受講生による発表の都度,教員から改善に向けたフィードバックをします。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公益のシンクタンクにて,流通チャネル管理や小売マーケティングに関する研究およびコンサルティングの実行・管理業務を約10年間経験しています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
本授業では,当時のコンサルティング活動で得た経験談などを支障のない範囲で事例の一部として交えながら解説をしていきます。
テキスト・参考文献等
テキストは前期中に以下2冊を扱います。
1. 寺本高,スーパーマーケットのブランド論,千倉書房,2019年,ISBN: 978-4805111642
2. 石淵 順也,買物行動と感情 -- 「人」らしさの復権,有斐閣,2019年,ISBN: 978-4641165434
参考書や論文は進捗に応じて都度挙げていきます。
その他特記事項
授業計画は進捗状況に応じて変更する場合があります。その際には,その旨を授業中にアナウンスします。