シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英語教育研究ⅠA | 2024 | 前期 | 月4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 福田 純也 | フクタ ジュンヤ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-FL5-101L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、第二言語習得にかかわる学習科学における基本的問題(特に、「意識」にかかわるもの)についてとりあげ、その問題に対する考え方、分析・調査・実験方法などに関する基礎的知識を身につける。
科目目的
応用言語・第二言語習得研究・英語教育研究の概観を通じて、言語および言語学習に対して学術的にアプローチする方法を学ぶ。
到達目標
(1)本分野の基礎的概念を学び、解決されるべき問題にはどのようなものがあるのかを理解する。
(2)先行研究ではどのような考え、分析・実験手法が用いられてきたかを俯瞰し、研究・授業実践における問いの立て方・解決の仕方を習得する
(3)上記二点に基づき、第二言語を学ぶとはどのようなことなのかを考察し、英語教育への応用を考える。
授業計画と内容
※第10回目-第13回目に関しては、受講者が指定された文献リストの中から文献を選択してレビューし、それに基づき討論を行う。
第1回 オリエンテーション
第2回 身の回りにある「意識」
第3回 意識の定義について
第4回 意識をめぐるさまざまな立場
第5回 第二言語習得と意識
第6回 人工言語学習と意識
第7回 第二言語研究と人工文法研究をつなぐ
第8回 言語と意識内容
第9回 外国語を学ぶとはどのようなことか
第10回 文献レビュー・討論
第11回 文献レビュー・討論
第12回 文献レビュー・討論
第13回 文献レビュー・討論
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 最終レポートによる評価 |
平常点 | 60 | コメント・ディスカッション等による授業への貢献 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
授業内で指示する。
参考文献
福田純也(2018)『外国語学習に潜む意識と無意識』開拓社