シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語教育のための言語科学研究A | 2024 | 前期 | 火2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 若林 茂則 | ワカバヤシ シゲノリ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-FL5-109L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
英語を含む第二言語の習得について、特に言語学的観点から指導の効果を実証的に調べた研究について学び、考察につなげます。
科目目的
言語学および第二言語習得理論の基礎と実証的な指導の効果に関する研究成果を学び、英語教育への応用について検討できるようになることを目指します。
到達目標
第二言語の文法発達と指導の効果に関するこれまでの研究について理解を深め、自らの研究につなげることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 Introduction
第 2 回 Theoretical Foundations: Linguistics and Second Language Acquisition
第 3 回 Theoretical Foundations: Explicit vs. Implicit Distinction
第 4 回 Intervention Research and Grammar Teaching
第 5 回 Articles
第 6 回 Verb Placement and Question Formation
第 7 回 Inflectional Morphology
第 8 回 Subjunctive Mood
第 9 回 Argument Structure
第 10回 Direct and Indirect Objects
第 11回 Word Order and Related Syntactic Phenomena
第 12回 Adjective Ordering, Relative Clauses, and Quantifier Scope
第 13回 Future Directions
第 14回 Summary
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 理解力、洞察力、独創性にウェイトを置いて評価します |
平常点 | 40 | 授業への主体的な取組み、プレゼンテーションの内容などを評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
中等教育における英語教員
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
教室という限定的な環境における「効果的な文法指導の実現性について」も検討します。
テキスト・参考文献等
テキスト:授業中に指示します。
参考文献
Ionin, T. & Montrul, S. 2022. Second Language Acquisition: Introducing Intervention Studies. Cambridge University Press.
Whong, M., Gill, K-H. & Marsden, H. 2013. Universal Grammar and the Second Language Classroom. Springer.
他にも随時紹介します。