シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ドイツ語学・教授法演習A | 2024 | 前期 | 金2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 林 明子 | ハヤシ アキコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-LG5-101S
履修条件・関連科目等
言語学分野の知識を自分自身の研究あるいは将来関わるかもしれないドイツ語教育に生かそうという意欲、基礎的な文献を正確に読むドイツ語能力を前提とします。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
今年度は、ドイツ語の変化を取り上げる予定です。履修者の研究テーマに配慮しながら基本的な文献を読み込み、方法論を身に付けます。併せて、履修者が、すでに身に付けているドイツ語学を中心とした言語学分野の基礎知識、基本的な概念や分析方法について、その理解や応用力をドイツ語で確認します。
科目目的
ドイツ語学分野の基本的な知識を、日本語とドイツ語の双方を用いて整理・確認します。言語学の各分野で扱われる個々の項目についての正確な知識と方法論を身につけ、各履修者にとっての応用の可能性について考えます。
到達目標
ドイツ語で書かれた言語学分野の入門テキストを正確に読み、例文を分析し、専門用語や基本概念については、ドイツ語でも簡潔に説明できる力を養います。加えて、専門用語については、ドイツ語、英語、日本語の対応を知識として身に付けます。
授業計画と内容
* 履修者と相談して、計画内容を大幅に変更する場合もあります。
(1)オリエンテーション:授業の進め方について
(2)言語史研究の資料
(3)「言語史からみたドイツ語」の具体例
(4)分析資料と比較する時代について
(5)20世紀のドイツ語とÄlteres Neuhochdeutsch
(6)(5)に関する例の確認とディスカッション
(7)Älteres NeuhochdeutschとFrühneuhochdeutsch
(8)(7)に関する例の確認とディスカッション
(9)FrühneuhochdeutschとMittelhochdeutsch
(10)(9)に関する例の確認とディスカッション
(11)MittelhochdeutschとAlthochdeutsch
(12)(11)に関する例の確認とディスカッション
(13)テクストの比較
(14)総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で用いる文献(ドイツ語、日本語を問わない)をよく読み込み、そこで紹介されている参考文献にも、可能な限りあたってから授業に臨んでください。
予習には、専門の辞典類を活用すること(あらためて言うまでもなく独和辞典では不十分です)。また、テキスト以外にもドイツ語で書かれた文献は当然のこと、英語や可能であればフランス語の文献にも積極的にあたってほしいと思います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業中の発表およびそれに対するコメントを踏まえ、レポートを作成します。レポートは、正確かつ的確な分析と具体的なデータに基づく問題提起、発展の方向性への提言という観点から評価します。 |
平常点 | 50 | 授業中の発表・報告には、必ずハンドアウト等の配布資料をご用意ください。授業終了後にコメントを記入したものを返却します。コメント内容は、次の発表および期末のレポートに反映させてください。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
Bergmann, R., P. Pauly, S. Stricker (2005) Einführung in die deutsche Sprachwissenschaft. Vierte Auflage. Winter: Heidelberg.
<テキストを読む際に役に立つ辞典類>
Bergmann, R., P. Pauly, S. Stricker (2010) Einführung in die deutsche Sprachwissenschaft. Fünfte, überarbeitete und erheblich erweitert Auflage. Winter: Heidelberg.
Bußmann, H. (Hrsg.) (2008) Lexikon der Sprachwissenschaft, 4., durchgesehene und bibliographisch erg. Aufl. Stuttgart : Kröner
亀井孝他編著(1996)『言語学大辞典 第6巻 術語編』三省堂
斎藤純男、田口善久、西村善樹編(2015)『明解言語学辞典』三省堂
城生佰太郎, 福盛貴弘, 斎藤純男編著(2011)『音声学基本事典』勉誠出版
ドイツ言語学辞典編集委員会編(編集主幹: 川島淳夫)(1994)『ドイツ言語学辞典』紀伊国屋書店
* その他、参考文献についてはテーマごとに紹介します。