シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日中比較文化演習B | 2024 | 後期 | 木2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 榎本 泰子 | エノモト ヤスコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-CC5-104S
履修条件・関連科目等
日中比較文化演習A(前期)に続けて履修することを期待します。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期と同様、中国文化について書かれた中国語または日本語の文献(学術論文、評論、エッセイ等を含む)を読みます。内容を正確に理解するために、書かれている事柄の社会的・歴史的背景を調査し、著者の視点・研究方法・表現手法などを細かく分析する訓練を行います
科目目的
前期に引き続き、中国語文献・日本語文献の読解を通じて、中国文化および文化史研究のための基本的知識と方法を身につけることを目的とします。
到達目標
前期と同様、この科目では、以下のことを到達目標としています。
・中国文化の特徴を理解すること。
・文化史研究のために必要な視点や、優れた先行研究などについて、基本的知識を獲得すること。
・自分が調査・研究した事柄を、口頭または文章によって適切に表現すること。
授業計画と内容
(後期)
第1回 ガイダンス
第2回 「上海租界と日本人」に関する文献の読解(1)学術論文(中国語)
第3回 同上 読解(2)学術論文(日本語)
第4回 同上 読解(3)評論・エッセイ
第5回 同上 調査発表(1)社会的・歴史的背景
第6回 同上 調査発表(2)著者の視点等
第7回 同上 調査発表(3)先行研究・関連文献
第8回 「日中戦争期の文化」に関する文献の読解(1)学術論文(中国語)
第9回 同上 読解(2)学術論文(日本語)
第10回 同上 読解(3)評論・エッセイ
第11回 同上 調査発表(1)社会的・歴史的背景
第12回 同上 調査発表(2)著者の視点等
第13回 同上 調査発表(3)先行研究・関連文献
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
読解に必要な中国語力・日本語力を高めるために、幅広い分野の文献に触れる努力が必要です。また、文化的事象の背景となる中国および日本の近現代史に関する知識を養うことも重要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 期末レポートを中心とする。学期途中に小レポートを課す場合がある。 |
平常点 | 60 | 授業に取り組む姿勢、読解の正確さ、調査発表の内容や積極性 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
読解用のテキストとしてプリントを配布します。関連する文献については授業中に指示します。