シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語表現演習A | 2024 | 前期 | 月4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 李 佳樑 | リ カリョウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-CC5-105S
履修条件・関連科目等
この講義の履修条件として中国語で書かれた学術論考を解することが必要である。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は朱徳煕の『語法答問』の第0章〜第3章を読みながら、中国語文法研究の基本を学んでいく。事前に与えられた文章とテーマを予習し、授業ではそれについて説明を聞きながら議論をしていく。本書で取り上げられている問題について、その理論の妥当性、分析方法、データなどに検討を加える。取り上げる内容によっては日本語との対照も視野に入れて検討を加えていく。
科目目的
本講義は朱徳煕氏の『語法答問』を読みながら(場合によっては補足資料として同氏の『語法講義』などの関連部分も取り上げ)、中国語文法を考えることを通して、中国語文法のアウトラインを理解できるようにする。
到達目標
朱徳煕の『語法答問』の通読を通して、中国語の文法の基本を理解するできるようにする。それと同時に、問題意識を養い、問題の立て方、分析方法、データの扱い方及び言語理論の習得を目指す。
授業計画と内容
第1回 講義のガイダンス(講義内容、授業計画、講義目標などの説明)
第2回 『語法答問』の「序」と「はじめに」について
第3回 『語法答問』の「日本語版序文」について
第4回 中国語文法の特徴(1)
第5回 中国語文法の特徴(2)
第6回 中国語文法の特徴(3)
第7回 中国語文法の特徴(4)
第8回 中国語の品詞について(1)
第9回 中国語の品詞について(2)
第10回 中国語の品詞について(3)
第11回 主語と目的語(1)
第12回 主語と目的語(2)
第13回 主語と目的語(3)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に読む予定の内容を予習し、問題点を整理しておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 内容への理解、分析方法、分析能力 |
平常点 | 50 | 授業への出席率、授業態度、積極的な参加、内容への理解度 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(積極性、理解度、プレゼンテーション能力)(50%)及び期末レポート (50%)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
朱徳熙 『語法答問』 北京 商務印書館 1985年
【参考文献】
日本中国語学会編『中国語学辞典』岩波書店 2022年
朱徳熙 『語法講義』 北京 商務印書館 1982年
邵敬敏著 『漢語語法学史稿』(修訂本) 北京 商務印書館 2006年
劉月華等著 『実用現代漢語語法』(増訂版) 北京 商務印書館 2001年
張斌主編 『現代漢語描写語法』 北京 商務印書館 2010年