シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本古代史演習ⅠA | 2024 | 前期 | 水2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 志村 佳名子 | シムラ カナコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH5-101S
履修条件・関連科目等
日本古代史に関する基礎的知識と関心を有することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本古代史に関する主要な論点について、論文の講読と史料読解を行う。『岩波講座日本歴史』などに収録された論文をもとに、研究の現段階の到達点を理解し、主要な古代史料を自分なりの視点で読み解き、議論する。
科目目的
論文の講読を通して研究史の流れと課題を理解し、主要な史料の読解を通じて日本古代史研究の理論と方法を学び、修士論文を執筆するために必要な研究能力を修得することを目的とする。
到達目標
・日本古代史を研究するための基礎的な知識と方法論を身に付ける。
・研究の現段階までの到達点を理解し、研究史の中で自身の研究を位置付けられるようになる。
・主要な論点について課題を整理し、的確な問題提起と議論ができるようになる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(授業の進め方・受講にあたっての基礎知識)
第2回 論文講読:古墳時代①倭国の列島支配
第3回 史料講読:古墳時代
第4回 論文講読:飛鳥時代①古代国家形成
第5回 論文講読:飛鳥時代②白鳳文化
第6回 史料講読:飛鳥時代
第7回 論文講読:奈良時代①律令制の成立
第8回 論文講読:奈良時代②天平文化
第9回 論文講読:奈良時代③地方支配と生産活動
第10回 論文講読:奈良時代④仏教と東アジア
第11回 史料講読:奈良時代
第12回 論文講読:平安時代①摂関政治の諸問題
第13回 論文講読:平安時代②受領と地方行政
第14回 史料講読:平安時代
※取り上げる論文の内容は受講生の関心によって変更することがある。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に指定した論文・史料について、基本的な予習をして臨むこと。報告者は、質疑において解決できなかった問題については、引き続き調べを進めて報告すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 各報告においては、論点を正確に理解すること、それ対する自分なりの検討を行うこと、史料をできるだけ丁寧に読解していることを評価の指標とする。 |
平常点 | 30 | 授業への参加態度、積極性、質疑の的確さなどを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席回数が著しく少ない場合は、評価の対象外とすることがある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは、受講生の関心や履修状況に合わせてこちらで用意・配布する。
参考文献は、授業時に適宜紹介する。