シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本近代史演習ⅠB | 2024 | 後期 | 金2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 清水 善仁 | シミズ ヨシヒト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH5-116S
履修条件・関連科目等
日本近代史に関する基礎的な知識を身に付けていること。また、「日本近代史演習ⅠA」をあわせて履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
➀論文講読、②研究報告、③史料講読により演習を進めます。➀論文講読は受講者それぞれの研究テーマに関連するものを取り上げ、全員で講読のうえ、論文の内容や当該テーマに関する研究の現状・課題等について議論します。②研究報告は修士論文で取り上げるテーマを中心に、受講者の関心に基づいた報告をおこなってもらいます。その後、全員で報告の内容について多角的な観点から議論します。③史料講読は国立公文書館や国立国会図書館等に所蔵されている活字化されていない近代史料を取り上げ、当該史料の読解をおこないます。
科目目的
論文・史料の講読ならびに研究報告をおこなうことで、日本近代史を中心とした歴史学研究の理論と方法を学び、修士論文を執筆するための基礎的な研究能力を修得することを目的とします。
到達目標
受講者それぞれの研究テーマから先行研究や周辺領域に対する理解と知識を深め、そのうえで自身の研究の位置づけを明確にすることで、独創性のある研究を構築するとともに、歴史学研究に不可欠な史料の読解能力を身に付けることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:授業の進め方について
第2回 受講者による研究報告➀(個別研究報告:明治期)
第3回 受講者による研究報告②(個別研究報告:大正期)
第4回 受講者による研究報告③(個別研究報告:昭和期)
第5回 近代史料講読➀(公文書)
第6回 近代史論文講読➀(天皇と宮中)
第7回 近代史論文講読②(都市と地方)
第8回 近代史論文講読③(教育史)
第9回 近代史論文講読④(メディア史)
第10回 近代史論文講読⑤(戦後史)
第11回 近代史料講読②(私文書)
第12回 受講者による研究報告④(一年間の研究成果報告:明治期)
第13回 受講者による研究報告⑤(一年間の研究成果報告:大正期)
第14回 受講者による研究報告⑥(一年間の研究成果報告:昭和期)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
論文講読においては取り上げる論文を事前に読んでおくこと、史料講読においては事前に史料の読解に取り組むことが必須です。また、論文講読や研究報告等で得られた視座を、みずからの研究内容とつなげる作業が重要となります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 30 | 積極的な発言等、授業への参加・貢献度を評価します。 |
その他 | 70 | 【論文講読】論文の正確な理解とそれに基づく批判や検討がなされているかを評価します。 【研究報告】報告テーマについての研究史、課題設定、分析視角が明示され、各種資料や調査研究に基づく実証的な報告となっているかを評価します。 【史料講読】史料の正確な読解がなされているかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、レジュメを配布します。参考文献はそのつど紹介します。