シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本近代史演習ⅡA | 2024 | 前期 | 月1 | 文学研究科博士課程前期課程 | 宮間 純一 | ミヤマ ジュンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH5-117S
履修条件・関連科目等
授業で輪読する文献・読解する史料について理解することができる最低限の予備知識を身につけておくこと。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
1. 各自の研究テーマに関する報告を行い、修士論文の執筆に向けた準備を行う。
2. 近代の政治史・民衆史に関わる文献・史料を輪読する。
科目目的
日本近代史研究上において、近年活況を呈している分野の最新の成果を批評し、先行研究に対する批判的思考能力を養う。あわせて史料を読解する力を醸成する。また、修士論文の執筆に向けて各自の研究課題を掘り下げる。
到達目標
最新の先行研究に対して適切な評価ができるとともに、関係する史料を性格に解釈することができるようになる。また、修士論文の研究課題を遂行することが可能な能力を身に着ける。
授業計画と内容
授業計画には参考のため、想定しうる報告テーマの例を記したが実際にはこの内容に限らず、テーマは報告者が選定する。
第1回 ガイダンス、前期の授業の進め方
第2回 卒業論文報告➀開国
第3回 卒業論文報告②壬申戸籍
第4回 修士論文執筆に向けた報告①世直し一揆
第5回 修士論文執筆に向けた報告②尊皇攘夷運動
第6回 論文集の輪読➀戊辰戦争
第7回 論文集の輪読②自由民権運動
第8回 論文集の輪読③国民国家論
第9回 論文集の輪読④近代天皇制
第10回 論文集の輪読⑤文明開化
第11回 論文集の輪読⑥日露戦争
第12回 修士論文執筆に向けた報告③憲法制定
第13回 修士論文執筆に向けた報告④徴兵令
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に指示した文献・史料に事前に目を通しておくこと。その他にも、授業に関連する文献・史料については受講者自身で積極的に収集・読解し、知識の幅を広げること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | ゼミ発表80%(研究報告の内容、史料読解の精度などから判断) 主体性20%(議論での発言・出席状況などから判断) |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない者は単位修得不可とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaおよびZoom/Webex
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは特になし。
(参考文献)
授業中に適宜紹介する。
その他特記事項
受講生と相談の上、資料保存利用施設等の見学会を実施することがある。