シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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アーカイブズ法制論 | 2024 | 後期 | 火4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 清水 善仁、宮間 純一、村上 裕章 | シミズ ヨシヒト、ミヤマ ジュンイチ、ムラカミ ヒロアキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-PL5-104L
履修条件・関連科目等
アーカイブズ学研究A・B、インターンシップ(アーキビスト実務研修)などアーキビスト養成プログラムに配置されている科目を履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
国・地方の公文書管理やアーカイブズ機関(公文書館等)を取り巻く法令・制度について基礎的な事項を説明するとともに、運用の実態に関する講義を行う。
第1回はガイダンス、第2回から第7回は法学の専門家である村上裕章先生から公文書管理・情報公開に関わる法に関する講義をいただく。これを受けて、第8回から11回で法を現場で運用されている国立公文書館等の職員の方が講義を行う。第12回から14回で講義の内容を踏まえた総括、まとめを実施する。
科目目的
公文書館等で働く専門職(アーキビスト)として身に着けなければならない法の基礎的知識を習得し、法をもとに現場でどのような運用がなされているのかを理解する。
到達目標
アーキビストとして公文書館等で働く上で求められる法的な素養を身につけ、実践の場における課題について深く理解する。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(清水善仁・宮間純一)
第2回 行政組織法(成城大学教授 村上裕章)
第3回 情報公開法(成城大学教授 村上裕章)
第4回 個人情報保護法(成城大学教授 村上裕章)
第5回 公文書管理法Ⅰ:概説・公文書管理委員会(成城大学教授 村上裕章)
第6回 公文書管理法Ⅱ:行政文書・法人文書の管理(成城大学教授 村上裕章)
第7回 公文書管理法Ⅲ:歴史公文書等の保存、利用(成城大学教授 村上裕章)
第8回 国における運用1―評価、移管―(国立公文書館等の職員)
第9回 国における運用2―目録・保存―(国立公文書館等の職員)
第10回 国における運用3―電子公文書(移管・保存・利用)―(国立公文書館等の職員)
第11回 国における運用4―利用と利用制限―(国立公文書館等の職員)
第12回 受講生による発表1(清水善仁・宮間純一)
第13回 受講生による発表2(清水善仁・宮間純一)
第14回 総括討論(清水善仁・宮間純一)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回の担当教員の指示に従い、指示された文献等に事前に目を通しておくこと。その他にも、授業に関連する文献については受講者自身で積極的に収集・読解し、知識の幅を広げること。各回の詳細は、manaba等を通じて受講生に連絡する。
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業中の質疑・議論における発言、リアクションペーパーの内容などから判断。 ただし、出席率が70%に満たない者は単位修得不可とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaおよびwebex、Zoomなどを適宜利用する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
各回を担当する教員には、公文書館等での専門職としての経歴がある者が含まれる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
本科目は、将来的にアーキビストを目指すことを視野に入れた院生の履修を想定したものであり、公文書館等の実務経験は授業内容と関連する。
テキスト・参考文献等
必要な資料は適宜配布・指示する。