シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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イスラーム史演習A | 2024 | 前期 | 火4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 鈴木 恵美 | スズキ エミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-OH5-123L
履修条件・関連科目等
時代や地域を問わないが、中東、西アジア、イスラーム圏の歴史に関心を持つ者。同地域に関する基本的知識を持っていることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中東、西アジアでは、時代の局面でアラブ部族が大きな役割を果たしてきた。この講義では、オスマン朝末期のアラブ部族を扱った英語文献を講読する。予定では、M. Talha CiCek(2021), Negotiating Empire in the Middle East: Ottomans and Arab Nomads in the Modern Era, 1840-1914, Cambridge University Pressを取り上げる。履修者は、自分が担当する部分についてまとめたレジュメを作成し、履修者に配布して発表する。
科目目的
オスマン朝末期の東地中海地域におけるアラブ部族を中心とした社会構造を知ること。それにより、自身の研究に役立つ知見を得ること。
到達目標
オスマン朝末期の、アラブ部族の果たした役割を理解し、関連する研究について理解を深めること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、テキストについて
第2回 オスマン帝国下のアラブ地域
第3回 アラブ部族について
第4回 オスマン政府とアラブ部族の対立
第5回 オスマン政府に対する部族の対応
第6回 定住政策の強化
第7回 砂漠地帯における要塞化
第8回 シャッンマル族とオスマン政府
第9回 徴税とアラブ部族
第10回 法整備と部族論争
第11回 オスマン政府の南部シリア統治
第12回 モスル、デリゾールの部族紛争
第13回 他の資料にみるアラブ部族
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業の際に、次の授業で取り扱う史料を提示する。その史料を解読するうえで関連する資料を幅広く渉猟してレポートにまとめておくこと。8時間を目途に調べること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業の貢献度を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメを随時配布する。
その他特記事項
特になし。