シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語講読(1)B | 2025 | 後期 | 火2 | 文学部 | 宮入 いずみ | ミヤイリ イズミ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-CH2-E314
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国言語文化専攻の2年次以上の学生が履修できる科目です。まずは基本的なことを確認しながら、文法事項の説明、本文音読・訳読をやっていく形式の授業となります。読解力を養うことが目的なので、なるべく多くの文章を読むことを心がけます。従って、時間があれば教科書以外の教材(拼音なしのものを含む)も適宜扱う予定です。
科目目的
初級中国語で習得した文法事項を定着させ、少し長い文章の中で的確に文章の構造をとらえられるようになることを目的とし、また、日本語に訳す際に的確な表現ができるようになることも目的とする。
到達目標
科目の目的に従って、文法ポイントと重要な表現を覚えて、読解力を高める。
また自分の伝えたいことを表現できるようにする。
さらには課文の内容から中国文化や中国人の考え方などを知り、異文化コミュニケーションについて理解を深める。
授業計画と内容
1. 授業の進め方などの説明 後期は偶数課を扱います。
第2課 上海 文法事項 不过~而已 宁~ 不仅~而且~ 面向~
2.第2課 上海 独具一格 本文読解
3.第4課 广州 文法事項 除了~以外~ 不但A,也B 地处~ 离不开 本文読解
4.第6課 中国的户籍制度 文法事項 从此~ 对~来说 从而~ 逐渐~ 值得~ 本文読解
5.第8課 中国的高等教育 文法事項 因A而B 由此可见~ 取决于~ 对~来讲 本文読解
6.第10課 泰山 文法事項 从~看 落后〜 など 本文読解
7.第12課 客家与“福建土楼”建筑群 文法事項 以~为生 ~不了 看不起〜 比方说~ 本文読解
8.第14課 屈原 文法事項 最为~ 動詞+到 用A来B など 本文読解
9.第16課 鲁迅 文法事項 之所以A,是因为B 只有A,才B~ 前往~ 本文読解
10.第18課 破釜沉舟 文法事項 離合詞 只好~ 只顾~ 不但A,还B~ 于是~ 本文読解
11.第20課 塞翁失马 文法事項 纷纷~ 反过来~ 以为~ 竟然~ 无论A,都B~ 本文読解
12.第22課 鉴真和尚与荣睿、普照 文法事項 据称~ 未经~ 朝着~ 動詞+在 至今 本文読解
13.第24課 1972年的中日邦交正常化 文法事項 为止~ 迫于~ 付诸于~など 本文読解
14.総括・まとめ
※あくまでも計画です。必ずしも計画通り進むことができるとは限りません。
また、文法事項は上記にあるもの以外も随時取り上げて説明を加えることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必ず本文の内容について予習を行った上で授業に出席すること。
その課の本文訳(課題)など復習を行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 文法事項を正確に覚えられているかどうか、解答の正確性を基準とする。 |
レポート | 30 | 復習課題などの解答が正確な表現で日本語訳ができているかどうか、解答の正確性を基準とする。 |
平常点 | 10 | 授業への参加度、予習をしているかどうか、復習をしているかどうか、を基準とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席回5回以上は原則として不可とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト 村松恵子ほか著『第2版 新版中国之窗 认识真实的邻国 中国の窓——真実の隣国を知ろう』白帝社
ISBN 978-4-86398-577-3
その他特記事項
辞書を必ず持参すること。
必ずきちんとノートを取ること。
前期設置科目の「中国語講読(1)A」と合わせて履修することが望まれます。