シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育思想史特講Ⅰ | 2024 | 前期 | 金3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 青柳 宏幸 | アオヤギ ヒロユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED5-103L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育とは人間の意図的な営みであり、そこには必ず思想が介在する。そして、教育のかたちづくる思想は歴史的に変遷してきた。現状の教育を固定化せず、歴史的に相対化するために教育思想史研究が必要なのである。この授業では、教育思想史研究の主流をなす教育思想家研究の動向を検討することによって、教育思想史研究の内容と方法を学び、現在の教育がどのように歴史的に形成されてきたのかを考察をしていく。
科目目的
本科目は、学生が学位授与方針に示す「知的教養」を習得することを目的としている。教育現象を豊かに認識するためには、日本だけでなく海外における教育思想の歴史的展開を関連する領域を広く豊かに捉えることが必要である。この科目では、そのために必要となる基礎的な知識を習得していく。
到達目標
・代表的な教育思想の内容と歴史的文脈について理解する。
・現代の教育思想の基礎概念の歴史的展開を理解する。
・教育思想史の方法について理解する。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション―教育思想史とはなにか?(グループワーク)
第2回 ロック―思想内容と歴史的文脈(プレゼンテーション)
第3回 ロック―受容と影響(プレゼンテーション)
第4回 ロック―研究の動向(プレゼンテーション)
第5回 ルソー―思想内容と歴史的文脈(プレゼンテーション)
第6回 ルソー―受容と影響(プレゼンテーション)
第7回 ルソー―研究の動向(プレゼンテーション)
第8回 デューイ―思想内容と歴史的文脈(プレゼンテーション)
第9回 デューイ―受容と影響(プレゼンテーション)
第10回 デューイ―研究の動向(プレゼンテーション)
第11回 フーコー―思想内容と歴史的文脈(プレゼンテーション)
第12回 フーコー―受容と影響(プレゼンテーション)
第13回 フーコー―研究の動向(プレゼンテーション)
第14回 教育思想史を学ぶことの意義(ディスカッション)
計画・内容は受講生の要望により変更することがある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 学期末レポート |
平常点 | 40 | 授業内での発表(1回以上)と議論への貢献度 |
成績評価の方法・基準(備考)
。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献:
教育思想史学会編『教育思想事典 増補改訂版』勁草書房、2017
今井康雄編『教育思想史』有斐閣、2009