シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋古代中世哲学研究ⅡA | 2024 | 前期 | 火4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 出村 和彦 | デムラ カズヒコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-WP5-103L
履修条件・関連科目等
古典ギリシア語とラテン語を修得済であること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教父の人間理解、特に自由意志や(原)罪に関する思想を理解するために必須の文献をギリシア語およびラテン語で原典講読することによって、教父学的な基礎力を養うことを目指します。
科目目的
教父文献を縦横に読みこなし、同時にギリシア・ローマ哲学の素養に裏付けられた解釈を可能にする教父哲学研究者としての基礎力の養成を目的とします。
到達目標
古代ギリシア語とラテン語で書かれた教父文献を、辞書や文法書、近代語訳などを補助として、まがりなりにも独力で訳読できるようになること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション、 フィロン『世界の創造』第十一章
第2回 フィロン『観想的生活』第一章.
第3回 同 第四章~第五章
第4回 同 第六章~第七章
第5回 フィロン『自由論』第一章~第二章
第6回 同 第四章~第五章
第7回 オリゲネス『創世記説教』一 14~15
第8回 同 16~17
第9回 オリゲネス『ローマの信徒への手紙注解』第I部第5巻1
第10回 同 2
第11回 同 3
第12回 同 4
第13回 同 5
第14回 同 6
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講読予定のテキスト箇所については、必ず予習し、自分の訳文をノートに書き留めておき、不明点は質問できるよう準備しておく。演習後の復習は言うまでもないが、指示された参考文献などにもしっかり目を通しておくことが望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回の訳読の技量(50%)およびその都度の研究成果(50%)を総合し評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはすべてPDF文書として配布します。
参考文献、訳書は、授業内で適宜指示します。