シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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西洋近世哲学研究ⅡA | 2024 | 前期 | 金4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 青木 滋之 | アオキ シゲユキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-WP5-107L
履修条件・関連科目等
近年関心が高まっている哲学の方法論についてのアンソロジーを読む。担当者は、自分に関心のあるチャプターを選び、レジュメをつくって発表を行う。それに基づき、参加者で議論を行う。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
哲学の方法論についてのOxford Handbook を読み進めることで、この分野での近年の動向や、議論の水準・射程について理解を深めていきたい。
科目目的
Oxford Handbook に収録されている章を読み、レジュメを作成し、発表を行うことで、大学院レベルに必須な哲学文献の読解、文章表現、明快な議論方法などを習得していくことを目指したい。
到達目標
各回に受講生にレジュメをつくってもらい、それに基づいて説明してもらいます。原文を押さえつつ他人に分かりやすいレジュメ作成、プレゼンテーションを行うことも、目標としたいと思います。
授業計画と内容
第1回 授業イントロダクション
第2回 19世紀から初期20世紀にかけての分析哲学の方法論1
第3回 19世紀から初期20世紀にかけての分析哲学の方法論2
第4回 19世紀から初期20世紀にかけてのカント後の哲学1
第5回 19世紀から初期20世紀にかけてのカント後の哲学2
第6回 論理経験主義1
第7回 論理経験主義2
第8回 日常言語学派1
第9回 日常言語学派2
第10回 ウィトゲンシュタインのグローバルなデフレ主義1
第11回 ウィトゲンシュタインのグローバルなデフレ主義2
第12回 哲学的自然主義1
第13回 哲学的自然主義2
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当者はレジュメを作成し、プレゼンテーションを行う。他の受講生は、必ず原文を読んで参加し、プレゼンテーターに分からない箇所を質問するなど、積極的に発言できるよう準備すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | レジュメ作成やプレゼンテーションといった準備、授業時間内でのパフォーマンス、さらに参加時の積極性などを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
毎回のペースで、担当者にレジュメ作成とプレゼンテーションをしてもらう予定である。そうした平常点で100%とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
Herman Cappelen, Tamar Szabó Gendler, and John Hawthorne (eds.), The Oxford Handbook of Philosophical Methodology, New York: Oxford University Press, 2016