シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文献講読特講B | 2024 | 後期 | 金4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 高山 真 | タカヤマ マコト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-AD5-102L
履修条件・関連科目等
関連科目として、前期「文献講読特講A」を履修しておくことが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
英語文献の講読をとおして調査研究に取り組む意味を考える。必要に応じて国内の研究動向との関連について探求する。
具体的には担当教員が大学院生として取り組んだ長崎原爆被災の記憶をテーマとする海外の研究成果を扱う。扱うテキストは、担当教員が長期的なフィールドワークに取り組んだ時期と、ほぼ同時期に、コロンビア大学の大学院生として長崎被爆者の調査研究に取り組んだ研究者による博士論文である。
まずは英語文献の内容を理解するところから始めたい。履修者全員で和訳を作成し、長崎原爆被災の記憶というテーマの理解を深めると同時に、著者のフィールドワークの解釈(方法論)も含めて検討することを目標とする。
科目目的
海外の研究動向を知ることをとおして、自らの取り組む調査研究の意味を広い視野から捉えなおすこと。
到達目標
英語論文の読解をとおしてレジュメの作成、ディスカッションができるようになること。テーマに関連する国内の研究成果を参照し、オリジナリティのある論文を作成すること。以上をふまえて、研究する意味を考えること。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.問題の背景
3.英語文献要約・報告 Chapter4: Writing Nagasaki
4.英語文献要約・報告 Chapter4: Writing Nagasaki
5.英語文献要約・報告 Chapter4: Writing Nagasaki
6.英語文献要約・報告 Chapter5: Walls of Silence
7.英語文献要約・報告 Chapter5: Walls of Silence
8.英語文献要約・報告 Chapter5: Walls of Silence
9.英語文献要約・報告 Chapter6: Ruins of Memory
10.英語文献要約・報告 Chapter6: Ruins of Memory
11.英語文献要約・報告 Chapter6: Ruins of Memory
12.文献の歴史的意味を考える
13.文献の社会的意味を考える
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
受講人数によるが、英語文献の要約・報告を各自複数回担当するので、担当する週は準備が必要となる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 文献要約などの授業内での報告と議論 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業で使用するテキスト
Chad R. Diehl, 2018, Resurrecting Nagasaki: Reconstruction and the Formation of Atomic Narratives, Cornell University Press.
参考文献は適宜紹介する。