シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(5)/日本史演習(5) | 2025 | 通年 | 水4 | 文学部 | 清水 裕介 | シミズ ユウスケ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH3-F855
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は、主に近世後期~近代移行期を対象とするゼミナールである。
前期・後期とも、第1回~第3回は講義形式、第4回~第13回は受講生による報告と全体でのディスカッションにより実施し、第14回はまとめを行う。
前期の受講生による発表は、履修登録後の受講人数により報告形式(個人・グループ)や報告時間などの詳細を決定する。後期は個人別での報告を前提とし、受講人数に応じて報告時間を調整する。受講生は前期・後期各1回ずつ報告を行う。報告担当者は人数分の紙によるレジュメを準備すること。
前期は各受講生が自身の興味関心に基づき選定した、近世後期~近代史に関する論文・書籍等の文献を精読し、内容や研究史上の位置付け、課題、発展の余地などについて報告・議論する。後期は各自が任意で設定するテーマに基づき、歴史資料を主体的に用いた調査(研究)報告・資料紹介を受講生が行い、その後、全体での質問・議論を行う。
科目目的
近世後期~近代移行期に関する歴史研究/先行研究の探索・精読・批判を通じて自身の研究課題を設定する力を養う/歴史資料を主体的に用いる経験を蓄積する
到達目標
4年次における卒業論文の作成を念頭に、先行研究の精読・批判、議論を通じて自身の興味関心や目的を明確化するための素養及び歴史資料を主体的に用いる力を身につける。また他者との発展的な質問・討論の作法を身につける。
授業計画と内容
※前期後期とも、予定は受講人数により変更される場合がある。受講生が多い場合、前期はグループでの発表や報告時間で調整するが、受講生が少ない場合は、講師による講義を加える。
(前期)
第1回 ガイダンス
第2回 前期の進め方の確定/(講義)テーマ決定の方法、先行研究の探し方
第3回 (講義)先行研究の「読み方」、議論のためのまとめ方
第4回 受講生による発表:文献精読①
第5回 受講生による発表:文献精読②
第6回 受講生による発表:文献精読③
第7回 受講生による発表:文献精読④
第8回 受講生による発表:文献精読⑤
第9回 受講生による発表:文献精読⑥
第10回 受講生による発表:文献精読⑦
第11回 受講生による発表:文献精読⑧
第12回 受講生による発表:文献精読⑨
第13回 受講生による発表:文献精読⑩
第14回 総括・後期報告に向けて
(後期)
第1回 後期報告の進め方
第2回 (講義)歴史資料の探し方
第3回 (講義)調査報告・資料報告のまとめ方、実例
第4回 受講生による発表:調査報告・資料紹介①
第5回 受講生による発表:調査報告・資料紹介②
第6回 受講生による発表:調査報告・資料紹介③
第7回 受講生による発表:調査報告・資料紹介④
第8回 受講生による発表:調査報告・資料紹介⑤
第9回 受講生による発表:調査報告・資料紹介⑥
第10回 受講生による発表:調査報告・資料紹介⑦
第11回 受講生による発表:調査報告・資料紹介⑧
第12回 受講生による発表:調査報告・資料紹介⑨
第13回 受講生による発表:調査報告・資料紹介⑩
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告準備
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 平常点 100% 受講態度・討論への参加など20%、報告内容80%。但し、出席率が70%に満たない場合、また特別な理由なしに予定された報告を欠席した者は不合格とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
①テーマ設定の妥当性、特に設定理由や自身の興味関心を言語化し反映できたか、②発展の余地、研究上課題を見つけることができたか、③議論に自身や全体にとって発展的な形で参加できたかの3点より評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba、Webex
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは必要に応じて授業中に配布する。