シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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コミュニケーション論特講A | 2024 | 前期 | 月3 | 文学研究科博士課程前期課程 | 諸橋 泰樹 | モロハシ タイキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-CS5-101L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「感覚」をめぐる社会学的・人類学的研究を概観し検討します。感覚の社会・文化的構成、そして、メディア社会における感覚と身体、を2つの主題として考察を進めます。授業は、テキスト輪読をベースにした参加者の発表とディスカションをもとにリモート・ゼミナールとして行われます。
科目目的
「コミュニケーション」を主題とする経験的研究を支えるための理論枠組みの再検討/構築を目的とする科目です。2023年度は、感覚と身体に焦点をあて、その社会学的・人類学的研究成果群の検討を踏まえて、コミュニケーション論の再構築を試みます。
到達目標
この授業の到達目標は、まずもって、参加者ひとりひとりがテキストを確実に内容理解し、それをもとに思考を組み立て、相互に議論提示できるようになること、そして、それらをもとにそれぞれにコミュニケーションの経験的研究を構想できるようになることです。これらを「感覚と身体」を題材にして実現できるようになっていただけたらと思います。
授業計画と内容
第1回 授業ガイダンス:授業の概要・様式紹介
第2回 感覚を研究するということ:講師による概説
第3回 感覚社会学への導入(chap 1)
第4回 感覚身体(chap 2)
第5回 感覚の儀礼とパフォーマンス(chap 3)
第6回 感覚研究を構想する[sensuous scholarship](chap 4)
第7回 考察1:感覚研究を構想する
第8回 感覚自己、感覚アイデンティティ(chap 5)
第9回 場所の感覚、時間の感覚(chap 6)
第10回 感覚の秩序(chap 7)
第11回 メディア消費と物質文化(chap 8)
第12回 考察2:感覚研究を実践する
第13回 方法論的補論1:非表象論アプローチ
第14回 方法論的補論2:感覚エスノグラフィ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回の授業への取り組み度合い(テキストの読解・発表の精度、ディスカッションへの貢献、授業への準備状態)を評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
課題提出を求めたり試験を行ったりはいたしません
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業では以下のテキストを使用します。参加者は各自、第2回授業日より前に必ず入手しておいてください。eBook版の場合は頁番号が表示されているものをご用意ください。
Phillip Vannini, Dennis Waskul, and Simon Gottschalk
The Senses in Self, Society, and Culture : A Sociology of the Senses.
Routledge, 2012.
その他特記事項
博士後期課程科目「コミュニケーション論特殊研究A」と合同授業を行います。