シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(10)(20)/日本史演習(10)(20) | 2025 | 通年 | 月3 | 文学部 | 谷口 央 | タニグチ ヒサシ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH3-F860,LE-JH4-F872
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本近世史史料の基礎的な読解力を取得することを目標とする。
具体的には、的確な読み下し(書き下し)ができ、現代語訳ができるようになることを目標とする。
・前期は活字翻刻された史料が読み下せるようになり、史料に記される内容が理解できることを目標とする。
・後期は比較的容易なくずし字が読めるようになり、史料に記される内容が理解できることを目標とする。
科目目的
・この科目での学習を通じて、江戸時代の活字化された史料・くずし字の読解力を習得することを目的とする。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・講読史料を読み下す(書き下す)ことができるようになる。
・講読史料の内容が理解できるようになる。
・容易なくずし字が読解できるようになる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(1)(講読史料の配布。授業方法の解説と課題学習について)
第2回 講義「類聚法令」とは?参考資料の紹介
第3回 「類聚法令 一」(No.1~3史料の輪読:活字史料)
第4回 「類聚法令 一」(No.4~6史料の輪読:活字史料)
第5回 「類聚法令 一」(No.7~9史料の輪読:活字史料)
第6回 「類聚法令 一」(No.10~11史料の輪読:活字史料)
第7回 「類聚法令 一」(No.12~14史料の輪読:活字史料)
第8回 「類聚法令 一」(No.14~16史料の輪読:活字史料)
第9回 「類聚法令 一」(No.17~19史料の輪読:活字史料)
第10回 「類聚法令 一」(No.20~22史料の輪読:活字史料)
第11回 「類聚法令 一」(No.23~24史料の輪読:活字史料)
第12回 「類聚法令 一」(No.24~25史料の輪読:活字史料)
第13回 「類聚法令 一」(No.26~27史料の輪読:活字史料)
第14回 総括・まとめ(1)
第15回 ガイダンス(2)(講読史料の配布。授業方法の解説と課題学習について)
第16回 「類聚法令 一」(No.28~29史料の輪読:くずし字写真)
第17回 「類聚法令 一」(No.29~30史料の輪読:くずし字写真)
第18回 「類聚法令 一」(No.30~31史料の輪読:くずし字写真)
第19回 「類聚法令 一」(No.32~33史料の輪読:くずし字写真)
第20回 「類聚法令 二」(No.1史料の輪読:くずし字写真)
第21回 「類聚法令 二」(No.1史料の輪読:くずし字写真)
第22回 「類聚法令 二」(No.2史料の輪読:くずし字写真)
第23回 「類聚法令 二」(No.2史料の輪読:くずし字写真)
第24回 「類聚法令 二」(No.2史料の輪読:くずし字写真)
第25回 「類聚法令 二」(No.2史料の輪読:くずし字写真)
第26回 「類聚法令 二」(No.3史料の輪読:くずし字写真)
第27回 「類聚法令 二」(No.3史料の輪読:くずし字写真)
第28回 総括・まとめ(2)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎授業時間内にて、課題史料の読み下し・現代語訳作成を行うので、前回史料の復習・次回史料の予習(読み下し・現代語訳)を行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 史料解読に必要なスキルをどの程度身に付け、基礎知識を理解しているかについて評価します。 |
期末試験(到達度確認) | 40 | 史料解読に必要なスキルをどの程度身に付け、基礎知識を理解しているかについて評価します。 |
平常点 | 20 | 史料解読に必要なスキルをどの程度身に付け、基礎知識を理解しているかについて評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
前記授業では不要であるが、後期授業では以下の何れかを入手しておくことが望ましい(他のくずし字辞典でも良い)。
・児玉幸多編『くずし字解読辞典 付かなもじの解読』〔新装版;普及版〕、東京堂出版、1993年 ISBN-10 : 449010331X
・児玉幸多編『くずし字用例辞典』〔普及版〕、東京堂出版、1993年 ISBN-10 : 4490103336
その他特記事項
質問がある場合は授業前後に対応するが、緊急の欠席通知など必要に応じメール(htaniguchi388@g.chuo-u.ac.jp)を用いて下さい。