シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
教育史演習 | 2024 | 後期 | 水2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 高木 雅史 | タカギ マサシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED5-106S
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講者各自の研究関心やテーマにおける歴史的経緯や背景に関する部分に焦点をあて、社会科学全般にわたる研究の基礎的手法に、教育史研究として留意しなければならない視点・方法等を組み込み、修士論文につながるレポートの作成を試みます。
受講者が各自の研究テーマに即した内容について分担してレジメを作成・報告し、その内容に基づいてディスカッションを行います。
科目目的
本授業は修士論文の作成を視野にいれながら、教育史研究の基礎的な手法を修得することを目的としています。受講者の直接的な研究テーマは必ずしも教育史に限定されないものであるかも知れません。しかし、どのような領域の研究テーマであっても、その事象にはそれまでの歴史的経緯を経て今日的特徴を呈しているはずです。その歴史的経緯を踏まえる際には、教育史の視点・方法は有効に機能するはずです。
到達目標
教育史の視点・方法の基本を理解し、それを受講者各自の研究テーマにおいて有効に活かすことができる力量を身につけることが到達目標です。
授業計画と内容
1 授業の目標と進め方について
2 各自の関心領域の確認
3 関心領域から研究テーマへ絞り込み
4 テーマ候補から具体的な研究テーマの決定へ
5 仮説の設定
6 中間まとめ(レポート作成に向けての課題の整理)
7 先行研究の基礎調査①書籍
8 先行研究の基礎調査②論文
9 一次史料の基礎的調査
10 主要な先行研究の分析
11 関連する先行研究の分析
12 レポートの内容構成の検討
13 レポート内容の確認
14 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 50 | 提出されたレポートにつき、一貫性(問題追求の一貫性、項目等の有機的結合)、独創性(自主的思考)、客観性(定義・定説への準拠、適切な資料の利用)、論理性(推論の確実さ、思考の緻密さ)、形式性(文章表現、誤字脱字、引用注等)の観点から評価する。 |
平常点 | 50 | 発表レジメ等の内容、ディスカッションへの参加状況から評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配付予定。必要に応じて参考文献等を指示します。
その他特記事項
特になし。