シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育社会学特講 | 2024 | 前期 | 水4 | 文学研究科博士課程前期課程 | 眞鍋 倫子 | マナベ リンコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED5-109L
履修条件・関連科目等
大学院の入門的科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教育社会学の英文テキストの購読とディスカッションを行う。
毎回、英文テキストの1章についての報告し、翌週にその領域についての日本の研究動向について議論する。
科目目的
基本的な教育社会学の知識を理解し、学術論文や英語文献を購読できるようになることを目標としている。
到達目標
教育社会学の国内外の研究論文を講読し、理論や研究手法について理解する。
授業計画と内容
教育社会学に関する研究論文や重要な著作を購読する。
第1回 イントロダクション:教育社会学とは
第2回 イントロダクション2:教育社会学における主要テーマについて
第3回 社会階層と教育1:教育の機会と出身階層
第4回 社会階層と教育2:出身階層による教育戦略の違い
第5回 社会階層と教育3:教育と到達階層
第6回 社会階層と教育4:社会階層の教育を通じた再生産
第7回 ライフコースと教育:教育から職業への移行
第8回 ライフコースと教育:コーホートをとらえる
第9回 ライフコースと教育:職業生活の学歴差
第10回 ジェンダーと教育:ジェンダーと教育機会
第11回 ジェンダーと教育2:学校の内部過程とジェンダー
第12回 ジェンダーと教育3:相対的貧困と文化資本
第13回 ジェンダーと教育:学歴による職業・ライフコースの違い
第14回 まとめと評価
毎回、文献を購読し、参加者に発表してもらい、ディスカッションを行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 学期末に最終レポートによって判断します。 |
平常点 | 50 | 各回に用意するレジュメ及びディスカッションへの参加によって判断する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート・平常点を総合して評価します。合格基準は最低60%以上とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、以下の3冊から、購読する文献を指定・配布する。
Rolph Becker 2019 ” Research Handbook on the Sociology of Education", Edward Elgar Pub.
Berends et.al. 2024 "Sage Handbook of Sociology of Education" Sage.
Sadvnic et.al 2015 ” Sociology of Education third Edition A Critical Reader " Routledge.
その他にも適宜指示する。
その他特記事項
特になし