シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
教育学総合演習A | 2024 | 前期 | 木5 | 文学研究科博士課程前期課程 | 下司 晶、高木 雅史 | ゲシ アキラ、タカギ マサシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-ED5-115S
履修条件・関連科目等
大学院の専攻者向けの総合的科目であることに注意すること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
デューイの教育学の基本文献である『学校と社会』『子どもとカリキュラム』等を講読し、その内容を把握したうえで、教育哲学・教育史・教育方法学、それぞれの研究領域においてとりわけ重要とされる論点について検討する。
科目目的
教育哲学・教育史・教育方法学に関する基礎的なテキストを講読し、それぞれの分野の独自の観点・論点についての基礎的な理解を習得させる。
到達目標
教育哲学・教育史・教育方法学に関して、それぞれの分野の独自の観点・論点について説明できるようになること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(下司・高木)
第2回 デューイのテクストの講読検討①「学校と社会進歩」(下司)
第3回 デューイのテクストの講読検討②「学校と子どもの生活」(下司)
第4回 デューイのテクストの講読検討③ 「フレーベルの教育原理」(下司)
第5回 デューイの「新教育」観に関する検討・討議(下司)
第6回 デューイのテクストの講読検討④「教育における浪費」(高木)
第7回 デューイのテクストの講読検討⑥「初等教育の心理学」(高木)
第8回 デューイのテクストの講読検討⑦「仕事の心理学」(高木)
第9回 デューイの学校観と心理学に関する検討・討議(高木)
第10回 デューイのテクストの講読検討⑧「初等教育における歴史科の目的」(下司)
第11回 デューイのテクストの講読検討⑨「大学附属小学校の三年間」(下司)
第12回 デューイのテクストの講読検討⑩「子どもとカリキュラム」(下司)
第13回 デューイの教育方法論・カリキュラム論に関する検討・討議(下司)
第14回 まとめと総括(下司・高木)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、前もって指定した文献に目をとおしてから出席すること。授業終了後、授業のさいに示した参考文献を参照して、授業内容についての理解を深めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 100 | 毎回の報告レポート40%、学期末の総括レポート60%で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
デューイ,J./ 市村尚久訳(1998)『学校と社会・子どもとカリキュラム』講談社学術文庫をテキストとして使用する。その他の参考文献についてはその都度指示する。