シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特殊研究1(外国法) | 2024 | 前期 | 火2 | 法学研究科博士課程後期課程 | 通山 昭治 | トオリヤマ ショウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-104L
履修条件・関連科目等
中国語文法を一通り修得した者、または現在修得している者
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
以下に掲げる1979年中国刑事訴訟法の研究書を講読しながら、逐一問題点を取り上げて議論する。
(プリントを配布します。)
テキスト『刑事訴訟法学研究総述与評価』(1991年11月、中国政法大学出版社、計704頁)
なお、受講生の関心にあわせて、内容を変更することがあります。
科目目的
中華人民共和国の1979年刑事訴訟法への基礎的な理解を深め、現行刑事訴訟法研究の起点を形成する。
到達目標
現代中国の刑事訴訟法のうち、1979年刑事訴訟法の内容が高度に理解でき、具体的に説明できること。
授業計画と内容
テキストに即して、下記の計画とおり進めいていく予定です。
第1回 一、はじめに-刑事訴訟法学の体系
第2回 二、刑事訴訟の主体
第3回 三、刑事訴訟の原則
第4回 四、裁判の公開原則
第5回 五、直接主義
第6回 六、管轄
第7回 七、回避(忌避)制度
第8回 八、九、弁護士の訴訟上の地位等
第9回 十、弁護士の刑事訴訟への参加の時期
第10回 十一、十二、被告人による指定弁護の拒絶の可否や被害者の弁護士による代理
第11回 十三、強制措置の性質と体系
第12回 十四、強制措置の種類
第13回 十五、収容審査
第14回 十六、刑事付帯民事訴訟
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配布したプリントの予習と復習を徹底的に行ってください!プリントの該当部分を、まず何回も熟読したうえで、疑問点については自分で調べたうえで、参加してください。それでも解決しない点は、授業にぶつけてください。それでも、解決しない場合は、引き続き検討することになります。復習としては、そうした点に再チャレンジすること以外に、新たな発見があれば、次回にまた問題を提起することになります。このくり返しが学修です。なお、1996年刑事訴訟法および2012年改正刑事訴訟法等との異同に留意して学修してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 期末レポート6000字以上で採点します。 |
平常点 | 60 | 1回4点X14回=56点で、14回皆勤のときはさらに4点を加点します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト『刑事訴訟法学研究総述与評価』(1991年11月、中国政法大学出版社、計704頁)