シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究4(憲法) | 2024 | 後期 | 金2 | 法学研究科博士課程後期課程 | 安念 潤司 | アンネン ジュンジ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-107L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
最近の最高裁判例を中心に、憲法との周辺領域の裁判例を研究する。今回は特に、家族の問題に注力したい。毎回1、2件の判例を取り上げ、担当者が事実関係・判旨を紹介し、コメントを付し、その後討論をする。2コマの授業で1テーマを扱う。
科目目的
各自の研究に役立てることができるよう、法律のプロとして判例を読む力の涵養を目指す。
到達目標
各自の研究に役立てることができるよう、法律のプロとして判例を読む力の涵養を目指す。
授業計画と内容
第1・2回 辺野古不作為違法確認訴訟(最判平成28・12・20)
第3・4回 預貯金と遺産分割(最大決平成28・12・19)
第5・6回 京都府風俗案内業条例事件(最判平成28・12・15)
第7・8回 厚木基地訴訟(最判平成28・12・8)
第9・10回 大阪府入れ墨等アンケート事件(最決平成28・11・24)
第11・12回 「Noon」事件(最決平成28・6・7)
第13・14回 JR認知症訴訟(最判平成28・3・1)
第15・16回 タクシー乗務距離制限(最決平成28・1・21)
第17・18回 夫婦別姓(最大判平成27・12・16)
第19・20回 再婚禁止期間(最大判平成27・12・16)
第21・22回 遺族補償年金の受給要件(最判平成29・3・21)
第23・24回 GPS捜査(最大判平成29・3・15)
第25・26回 サッカーボール傷害事件(最判平成27・4・9)
第27・28回 暴力団員に対する公営住宅明渡し請求(最判平成27・3・27)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教材の判例はもとより、開講時および毎授業時に参考文献を紹介するので、それらを精読されたい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 研究能力があることを示す水準の内容であれば、合格とする。 |
平常点 | 50 | 予習や事業での発言・貢献の度合いによる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
私自身が弁護士としての実務経験を有する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
辻村みよ子『憲法と家族』(日本加除出版、2016年)
その他特記事項
特になし。