シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究4(民法) | 2024 | 後期 | 木4 | 法学研究科博士課程後期課程 | 髙田 淳 | タカダ アツシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-107L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
下記文献を精読して、非典型契約の解釈方法、効果的な内容規制を研究する。
科目目的
本授業は、外国語文献の読解の留意点・技術の伝授および研究者としての研究論文作成指導を目的とする。
到達目標
【参考:前回「科目目的・到達目標】非典型契約・無名契約に関する具体的テーマをすでに研究している大学院生に対して、博士論文の作成に向けて、具体的なサポートを行う。とりわけ、契約解釈論、内容規制の在り方について、法律解釈方法論を意識しつつ、重点的な指導を行う。
授業計画と内容
第1回 非典型契約(規定のない契約類型)の定義(4) 現代的契約類型の特殊性
第2回 形態別分類構造の議論状況
第3回 形態別分類構造におけるカテゴリーアプローチ
第4回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (1) 法律行為の単位
第5回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (2) 契約結合との区別
第6回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (3) 契約の組み合わせとの区別
第7回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (4) 定型結合契約
第8回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (5) 他定型の付随給付を伴う契約
第9回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (6) 他定型の主たる給付を伴う契約
第10回 債権法解釈論における体系化 混合契約 (7) 定型融合契約
第11回 債権法解釈論における体系化 定型外契約 (1) 法定類型の修正との区別
第12回 債権法解釈論における体系化 定型外契約 (2) 定型外契約の単一性
第13回 債権法解釈論における体系化 定型外契約 (3) 定型外契約の例
第14回 法定契約類型関係の歴史的基礎
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業では、日本語訳の準備が必要である。受講者の日本語訳をもとに、文献の読解を行う。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | 授業への参加・貢献度、受講態度の状況を基準とします。 |
その他 | 60 | 授業理解度30%、授業における報告(試訳)の完成度30% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Markus Stoffels
Gesetzlich nicht geregelte Schuldverträge: Rechtsfindung und Inhaltskontrolle
Mohr Siebeck, 2001
その他特記事項
特になし