シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究1(民法) | 2024 | 前期 | 木5 | 法学研究科博士課程後期課程 | 難波 譲治 | ナンバ ジョウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-104L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この科目では、損害賠償に関する英米の重要な文献を精読し、検討する。
科目目的
損害賠償ルールについての近時の論文を精読することによって、その概要を学習するとともに、従来の議論の整理や新しい提案といった論文の手法を学習するのがこの科目の目的である。
到達目標
英米法の損害賠償の範囲論について理解し、論文による理論提示の手法を習得することがこの科目の到達目標である。
授業計画と内容
アメリカ法における結果的損害賠償に関する論文を精読、検討する。
1 ガイダンス、担当決定
2 Larry T Garvin, Disproportionality and the Law of Cosequential Damages:Default Theory and Congnitive Reality, Ohio State Law Journal Volme59,Number2,1998
3 上記論文継続2回(100頁を超える論文なので、3回継続して精読する)
4 上記論文継続3回
5 Anrew Tettenborn, Consequential Damages in Contract-The Poor Relation, Loyola of Los Angeles Law Review,Volume 42 Number1,2008
6 上記論文の検討
7 Adam Kramer, An Agreemnet-Centerd Approach to Remoteness and Contract Damages,in Cohen and McKendric(eds),Comparative Remedies for Breach of Contract,2005
8 上記論文の検討
9 Roy Anderson, Incidental and Consequential Damages, Journal of Law and Commerce,Vol.7 約150頁の論文なので、3回継続して精読する
10 上記論文継続2回
11 上記論文継続3回
12 Banks McDowel, Foreseeability in Contract and Tort:the Ploblems of Responsibility and remoteness,Case Western Reserve Law Reviw,vol.36
13 上記論文の検討
14 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の担当者は、事前に文献を訳し、レジュメにまとめることが必要である。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への積極的参加、予習の程度を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは用いない。
指定した論文(雑誌名、頁等は授業時に指示する)による。