シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究1(民法) | 2024 | 前期 | 水3 | 法学研究科博士課程後期課程 | 鈴木 博人 | スズキ ヒロヒト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-104L
履修条件・関連科目等
ドイツ家族法と日本家族法の比較法研究を研究テーマにしている者、または関心のある者。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日独比較家族法研究を行う者に養子法を例にとって近時のドイツ養子法の現状と課題を解明する。
科目目的
ドイツ家族法と日本家族法の比較法的研究の基本的な視座を解明するための一助として開講いたします。
到達目標
受講者が日独比較家族法を行う際の基本的な知識を得て、両者の相違点を理解することを目指します。
授業計画と内容
ドイツ養子法について新しい視点を示した著作を講読します。
第1回 比較法の起点としての日本の養子制度の基本構造の説明
第2回 日本の児童福祉法および関連する制度の説明
以後ドイツ語文献の講読
Andreas Botthof, Perspektiven der Minderjährigenadoption, 2014, Mohr Siebeck
第3回 Kapital 1 Einleitung
第4回 Kapital 2 : Minderjährigenadoption nach deutschem Recht
A. Ausgangssituation
第5回 B. Voraussetzungen der Adoption
Ⅰ Vetorecht der Mutter
第6回 Ⅱ Vetorecht des(biologischen)Vaters
第7回 Problemlagen
第8回 C .Wirkung der Adoption
ⅠGeöffnete Adoptionsformen in der sozialwissenschaftlichen Diskussion(1)
第9回 Problemlagen:Präklusionsgefahr
第10回 Problemlagen:Umgangs- und Auskunftsrecht des biologischen Vaters trotz Adoption?
第11回 Ⅱ Umgang de lege lata
1. Umgangsrecht nach erfolgter Adoption de lege lata
a) Streitstand in Bezug auf die leiblichen Eltern
第12回 b)Umgangsberechtigung der leiblichen Großeltern und Geschwister
第13回 c)Pläydoyer für ein maßgeschneidertes Umgangsrecht
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 担当した部分の邦訳準備および関連する制度の下調べが十分に行われていたかを見ます。本講義でのレポートとは上記の内容を講義で報告することをいいます。 |
平常点 | 50 | 担当回以外のときもしっかりと予習を行い、授業での議論に参画できていたかを見ます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
Andreas Botthof, Perspektiven der Minderjährigenadoption, 2014, Mohr Siebeck
【参考文献】
養子縁組に関する日本語文献を扱う内容に応じて指示します。