シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究1(商法) | 2024 | 前期 | 水1 | 法学研究科博士課程後期課程 | 尾関 幸美 | オゼキ ユキミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-104L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
指定したテキストを、所定の順序に沿って輪読する。報告者は指定された章を要約し、かつ、そこで扱われているテーマについて、引用された文献などを参考に関連する学説・判例の状況等も調べて、自分なりの考察を報告することが求められる。
科目目的
「コーポレートガバナンス・コード」に関する重要な文献の講読を通じて、当該分野における近時の動向や理論の到達点について学び、受講生の学位論文のテーマについて検討を深め、有益な示唆を得ることに繋がることを期待している。
到達目標
会社法における「コーポレートガバナンス・コード」について、学界・実務界で行われている最新の議論を整理・検討することを通じて、会社法の基礎的な知識の修得を試みる。また、履修者の調査・研究テーマの考察に有益な示唆を得ることを目的とする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 第1部総論 第1章 コーポレートガバナンス・コードの策定から改訂に至るまで(①書)
第3回 第2章 コードの概要
第4回 第3章 コードの読み方
第5回 第4章 実務上の対応方針
第6回 第2部各論 第1章 株主の権利・平等性の確保
第7回 第2章 株主以外のステークホルダーとの適切な協働
第8回 第3章 適切な情報開示と透明性の確保
第9回 第4章 取締役会等の責務
第10回 第5章 株主との対話
第11回 序章1 コーポレートガバナンス・コードとは何か(②書)
第12回 序章2 進展するガバナンス改革への対応と実務上の諸論点
第13回 第1章 ESGの視点から企業価値創造プロセスを示す
第14回 第2章 「攻めのガバナンス」を実現する経営陣・取締役会の役割
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | レジュメ・報告の内容(70%)、授業への取り組みの態度(30%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
①中村直人・倉橋雄作『コーポレートガバナンス・コードの読み方・考え方(第2版)』(2018年、商事法務)ISBN:978-4-7857-2681-2
②武井一浩編『コーポレートガバナンス・コードの実践 改訂版』(2018年、日経BP)978-4ー8222ー5589ー3
参考書
江頭憲治郎『株式会社法(第8版)』(2021年・商事法務)