シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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研究セミナーⅢ(実証分析) | 2024 | 通年 | 金5 | 商学研究科博士課程後期課程 | 江口 匡太、本庄 裕司 | エグチ キョウタ、ホンジョウ ユウジ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-OM6-501L
履修条件・関連科目等
基本的なミクロ経済学と統計学
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経営、会計、商業・貿易、金融、経済などの幅広い分野を対象として、反証可能な仮説を理論的にたて実証する方法を習得することを目的とします。ここで言う実証とは、データ分析を行う「実証研究(empirical study)」のことです。この授業では、理論と実証の両面から研究報告と議論を行います。
まずは、基礎知識として「計量経済学」を必要としますので、基礎知識を有しない人は、「計量経済学」を学習していただきます。また、上記分野についての学外・学内の研究者・実務家による研究報告に参加してもらい、議論を通じて発表の仕方やディスカンション能力を学びます。さらに、自らの研究テーマおよび研究成果を報告することで、プレゼンテーション能力の習得も目指します。
科目目的
実際の研究発表に参加することで研究に必要な知識を習得し,博士論文および修士論文の作成に役立てていきます.
到達目標
実際の研究発表に参加することで,研究成果の報告方法を習得します.また,実際の研究報告を通じて議論の方法を習得します.
授業計画と内容
水曜日5時限目および金曜日5時限目を中心に,不定期で授業を開催します.
目安として,通年で月2回程度のペースでの実施となります.
本授業は、計量分析に関する基礎的な講義と、学内外の研究者による研究発表(セミナー)の二つに大別されます。講義とセミナーの出席を通して、実証分析の方法と研究の進め方について学びます。
第1回 (春学期):ガイダンスと研究の進め方
・実証分析についての講義
第2回 (春学期):経済学の方法:合理的個人とインセンティブ
第3回 (春学期):経済学の方法:市場均衡とインセンティブ
第4回 (春学期):経済学の方法:ナッシュ均衡
第5回 (春学期):データ分析の方法1:統計の基礎
第6回 (春学期):データ分析の方法2:回帰分析の基礎
実証分析の講義・演習(回数は受講者のレベルにしたがう)
なお,統計学や計量経済学の基礎知識のない人は予習を必要とします.
第7回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(1)
第8回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(2)
第9回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(3)
第10回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(4)
第11回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(5)
第12回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(6)
第13回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(7)
第14回 (春 or 秋学期):学内外の研究者・実務家による研究報告の受講(8)
なお、データ分析の基礎に関する講義と、学内外の研究者による研究報告は、並行して進めることがあります。また、研究報告の回数は増える場合もあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業で取り扱う論文については必ず予習してくること
・発表など、報告をする場合は、他の出席学生に理解してもらえるように準備すること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 90 | 平常点を以下の項目にもとづいて評価. ・講義や報告内容についてしっかりと理解したか ・授業内で積極的に議論に参加しているか ・他人の報告に対して適切なコメントを行い貢献をはたしたか |
その他 | 10 | 研究成果報告として,次年度取り組む課題について報告してもらいます. ・研究テーマ ・リサーチクエスチョン ・使用するデータや資料など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
課題についての質問があれば授業中およびオフィスアワーで対応します.
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
配布物や提出物があれば,manabaを通じて行います.
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
実務経験を有している講師に講演いただくことがあります(実務経験未定).
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
最初の授業で説明しますが、田中隆一著『計量経済学の第一歩』(有斐閣)を挙げておきます。
その他特記事項
具体的な日程は、最初の授業で説明します。また、セミナーの日程については日ごろから掲示に注意してください。