シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究2(社会保障法) | 2024 | 後期 | 水4 | 法学研究科博士課程後期課程 | 新田 秀樹 | ニッタ ヒデキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-105L
履修条件・関連科目等
社会保障法の構造と課題についての基本的理解を有していることが望まれます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講者の問題関心に沿った文献を優先させますが、それがない場合には、下記のテキストの中から、受講者が関心を持った論文をベースに順次報告をしてもらい、それに基づき全員で討議を行う形で、法制度とその課題への理解を深めていきたいと思います。
科目目的
本授業においては、現在の日本の社会保障制度が抱える法解釈学上及び法政策学上の課題について理解を深め、当該課題について一定の見解を形成することを目的とします。
到達目標
本授業においては、現在の日本の社会保障制度が抱える法解釈学上及び法政策学上の課題についての理解を踏まえ、社会保障制度を総合的に把握し論じることができるようになるとともに、各受講者が関心を持つテーマについて一定の独自の見解を形成するに至ることを目指します。
授業計画と内容
受講者の問題関心や授業の進行状況に応じ調整を行いたいと思いますが、第1回目の授業で、オリエンテーション、報告スケジュール及び報告担当者の決定を行った後、第2回目の授業以降から、報告と討議を進めていく予定です。取り上げる分野としては、一応以下のようなものを考えています。
①オリエンテーション
②報告及び討議(社会福祉・その1:制度の概要)
③報告及び討議(社会福祉・その2:制度の課題)
④報告及び討議(社会福祉・その3:課題への対応)
⑤報告及び討議(社会福祉・その4:制度の総括)
⑥報告及び討議(公的扶助・その1:制度の概要)
⑦報告及び討議(公的扶助・その2:制度の課題)
⑧報告及び討議(公的扶助・その3:課題への対応)
⑨報告及び討議(公的扶助・その4:制度の総括)
⑩報告及び討議(社会保障全般・その1:権利の主体)
⑪報告及び討議(社会保障全般・その2:権利の保障責任主体)
⑫報告及び討議(社会保障全般・その3:権利の規範的効果)
⑬報告及び討議(社会保障全般・その4:権利保障の担保)
⑭まとめ(社会保障制度の総合的把握)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 報告テーマについての調査の広さ・深さ、当該テーマに係る法的分析の分析角度の独創性及び分析の鋭さ等を基準とします。 |
平常点 | 50 | 授業へ参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公務員として厚生行政実務に22年間従事しました。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
理論では捉えきれない制度形成理由や過程を教授できます。
テキスト・参考文献等
●テキスト
日本社会保障法学会編『新学会講座 現代社会保障法学の論点』(日本評論社、2024年4月刊行予定)
●参考文献:授業において適宜指示します。
その他特記事項
特にありません。