シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究3(刑法) | 2024 | 前期 | 月6 | 法学研究科博士課程後期課程 | 只木 誠 | タダキ マコト | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-106L
履修条件・関連科目等
受講者は、履修前に、また、各授業の受講と並行して、ドイツ語の文法について自習しておいてください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
受講者とともに主にドイツの文献を講読し、あわせて各自の論文作成を指導します。
科目目的
新たな判断が示されつつある過失論とわいせつ概念についての専門的知識のさらなる深化を目指します。
到達目標
受講者における専門的知識を基礎とした自らの研究のさらなる深化を目指し、博士論文作成の基礎を養い、博士論文の完成に近づくことができることを目標とします。
授業計画と内容
履修者との相談により順序を調整することがあり、また、履修者の人数によっても日程が異なりうるので、詳細は今後相談のうえ決定しますが、おおむね次のような内容で進めたいと思います。
第1回:ガイダンス
第2回:過失概念―わが国の判例の状況に関する自己の見解の確認
第3回:過失概念―わが国の学説の状況に関する自己の見解の確認
第4回:過失概念―ドイツの判例の状況
第5回:過失概念――ドイツの判例の状況に関する自己の見解の確認
第6回:過失概念―ドイツの学説の状況
第7回:過失概念――ドイツの学説の状況に関する自己の見解の確認
第8回:過失概念―自説・試論の展開
第9回:論文作成に向けての基礎の構築
第10回:被害者の承諾―わが国の判例の状況
第11回:自己決定権―わが国の判例・学説と自説の確認
第12回:中立的行為と共犯―わが国の判例・学説と自説の確認
第13回:事実の錯誤論と故意―わが国の判例・学説と自説の確認
第14回:総括:研究報告―自説の紹介
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回の授業にあたっては、事前に周到な予習を行って参加してください。また、質問等がある場合には、オフィスアワーまたはメールにて、いつでも対応しますので、連絡を入れてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 「課題提出」70%、ならびに「授業への取り組み」30%を総合的して評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
【
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
Strafgesetzbuch : mit Nebengesetzen / erläutert von Thomas Fischer, 65. Aufl., 2018.
Strafgesetzbuch : Kommentar / Schönke, Schröder, 29. Aufl., 2014. および、そこに記載されている文献.
参考文献:
Münchener Kommentar zum Strafgesetzbuch / [herausgegeben von Wolfgang Joecks, Klaus Miebach] ; Bd. 1 - Bd. 8.-- 3. Aufl.-- Beck, 2016-. および、そこに記載されている文献。