シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究3(刑事訴訟法) | 2024 | 前期 | 水4 | 法学研究科博士課程後期課程 | 安井 哲章 | ヤスイ テッショウ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-106L
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アメリカ法との比較法研究を進め、論文にまとめるための土台を形成します。
科目目的
母法であるアメリカ合衆国の法理論と法運用を、判例の分析を通して理解することを到達目標にします。
到達目標
捜索・押収法理について、正確な知識を土台として自らの考えを構築し、文書や口頭で表現する力を身につけることを目標とします。
授業計画と内容
1 アメリカ合衆国の刑事法運用の概略
2 捜索・押収法理の形成(1):Boyd判決の事実の概要を調査する
3 捜索・押収法理の形成(2):Boyd判決の法廷意見を理解する
4 捜索・押収法理の形成(3):メア・エビデンス・ルールの歴史的経緯を調査する
5 捜索・押収法理の形成(4):メア・エビデンス・ルールの確立について調査する
6 捜索・押収法理の形成(5):メア・エビデンス・ルールの衰退について調査する
7 捜索・押収法理の形成(6):Katz判決の事実の概要を調査する
8 捜索・押収法理の形成(7):Katz判決の法廷意見を調査する
9 捜索・押収法理の形成(8):Katz判決の補足意見を調査する
10 捜索・押収法理の形成(9):Katz判決と先例との関係を整理する
11 捜索・押収法理の形成(10):Katz判決の影響を調査する
12 捜索・押収法理の形成(11):無令状捜索・押収に関する判例を調査する
13 捜索・押収法理の形成(12):無令状捜索・押収が認められる理由を整理する
14 捜索・押収法理の形成(13):無令状捜索・押収に関する日米比較
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
判例時報や判例タイムズに掲載される判例・裁判例を熟読し、わが国における判例法理の展開をたどることが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 課題として指定した判例の理論状況について、適切にまとめているかどうかに着目して採点します。 |
平常点 | 80 | 指定した箇所について、わかりやすい日本語でまとめているかに着目して採点します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、以下の文献を使用します。
Jacqueline R. Kanovitz et. al., Constitutional Law for Criminal Justice 15 th Edition, Routledge