シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究4(法史学) | 2024 | 後期 | 木5 | 法学研究科博士課程後期課程 | 山口 亮介 | ヤマグチ リョウスケ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-107L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目は、明治初年の裁判の前提となる法解釈や法の適用をめぐる諸問題を、『司法省日誌』登載の明治6年~明治8年記事の読解を通じて分析していきます。
科目目的
本科目では、日本にとどまらず国内外の様々な法制度や法概念を歴史的な観点から比較・分析・評価する知的態度を涵養することを目的とします。
到達目標
1.法史学(法制史)の学習を通じて「法」というものが国家や社会において持つ意味とその多様性を認識・理解することができる。
2.各時代における「法」のあり方やその歴史的展開についての検討を通じ、そこに現代の日本法とどのような接続あるいは断絶が存在するかを学び取り、その知見を現代法諸科目の学習に活かすことができる。
授業計画と内容
第1回:ガイダンス(演習の概要や進行等についての解説を行ったうえで、参加者の報告分担の割り振りなどを行います)
第2回:『司法省日誌』を読む(明治6年1~3月分)
第3回:『司法省日誌』を読む(明治6年4~6月分)
第4回:『司法省日誌』を読む(明治6年7~9月分)
第5回:『司法省日誌』を読む(明治6年10~12月分)
第6回:『司法省日誌』を読む(明治7年1~3月分)
第7回:『司法省日誌』を読む(明治7年4~6月分)
第8回:『司法省日誌』を読む(明治7年7~9月分)
第9回:『司法省日誌』を読む(明治7年10~12月分)
第10回:『司法省日誌』を読む(明治8年1~3月分)
第11回:『司法省日誌』を読む(明治8年4~6月分)
第12回:『司法省日誌』を読む(明治8年7~9月分)
第13回:『司法省日誌』を読む(明治8年10~12月分)
第14回:演習全体の総括討論(演習全体を通じ、前近代と近代を通じた日本法あり方について討論を行います)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 以下の諸点を総合的に判断し、評価を行います(括弧内は評価の割合)。 1.議論への参加状況(50%) 2.報告の内容や形式(50%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
※『司法省日誌』については、適宜複写物等の配布を行う予定です
【参考書】
浅古弘ほか編『日本法制史』(青林書院・2010年)
水林彪ほか編『法社会史』(山川出版社・2001年)
川口由彦『日本近代法制史[第2版]』(新世社・2014年)
高谷知佳・小石川裕介編著『日本法史から何がみえるか』(有斐閣・2018年)
出口雄一ほか編『概説 日本法制史〈第2版〉』(弘文堂・2023年)
伊藤孝夫『日本近代法史講義』(有斐閣・2023年)
※このほか、講義中に適宜紹介を行います。