シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究2(政治学) | 2024 | 後期 | 木4 | 法学研究科博士課程後期課程 | 中島 康予 | ナカジマ ヤスヨ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-105L
履修条件・関連科目等
履修条件はとくに定めません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
政治学研究の方法論をめぐるテキストの講読を行うと同時に,実際の論文執筆指導を行います。
科目目的
受講生が、政治学研究方法論の理解を深めるとともに、それに基づき、博士論文執筆計画の作成できるようになることを目的とする。
到達目標
受講生が、政治学研究方法論の理解を深め、研究手法や考え方を標準的テキストの読解を通して修得するとともに、それに基づき、自らの研究課題が有する学問的意義と社会性を意識しながら、自らの学説を提起すること等により自立的に研究を遂行できるようになることが、本科目の到達目標です。
授業計画と内容
受講者と協議の上,計画を立てますが、概ね次のような日程で授業を進めます。
アレキサンダー・ジョージ、アンドリュー・べネット『社会科学のケース・スタディ』
第1回 第1章 事例研究と理論の形成
第2回 第2章 事例研究手法と間民主国家平和論の研究
第3回 第3章 体系的重点比較法 第4章 第1段階 事例研究のデザイン
第4回 第5章 第2段階 事例研究の実施
第5回 第6章 事例による発見から理論への含意の導出
第6回 第7章 事例研究と科学哲学
第7回 第8章 比較手法
第8回 第9章 整合性手法
第9回 第10章 過程追跡と歴史的説明
第10回 第11章 比較分析と事例分析の統合
第11回 第12章 事例研究と政策妥当性のある理論
第12回 受講生の研究テーマに関する報告・検討
第13回 事例研究との関係性という観点から博士論文を改善する
第14回 前期・後期のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業時間外に指導を受けたり、質問をしたい場合は、授業時間中に申し出るか、その旨記したメールを、公開しているメールアドレス宛、送信してください。日程を調整した上で対応します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への参加(30%)、授業の準備と議論への貢献(30%)、博士論文計画書の内容(40%)によって評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
受講者と協議の上,決定しますが、目下のところ以下のテキストを予定しています。
・アレキサンダー・ジョージ、アンドリュー・べネット(泉川泰博訳)『社会科学のケース・スタディ』勁草書房、2013年。