シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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学びの基礎演習(2)A | 2025 | 前期 | 水2 | 文学部 | 中坂 恵美子 | ナカサカ エミコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IF2-Q021
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、マイノリティ(おもには、障害をもつ人、性的マイノリティ、海外にルーツをもつ人を予定しています)をめぐる社会的課題について2段階にわけて調査・報告し、現代社会に不可欠な、異なる背景をもつあらゆる人がよりよく共生する可能性を考察します。
第1段階では、マイノリティをめぐる社会的課題について、自分で課題を見つけて調査し、報告してもらいます。第2段階では、第1段階の報告内容を深めるために、教員から指定した文献を読み、より詳細な調査を進めます。
それぞれの報告が一通り終わった段階で、学びの基礎演習(2)のもう1つのクラスと合同で議論をすることによって、さらに深く考察を行います。
ゲスト講師によるレクチャーも行う予定です。
科目目的
さまざまな考え方をつなぎながら、自分自身で課題を見つけ、それに対する自分なりの最善の答えを考えることが本科目の目的です。絶対的な正解はないかもしれません。自分とは異なる文化的背景をもつ人々についての理解を深め、他の人と意見交換することで、目的に近づいていくことを目指します。
到達目標
さまざまなマイノリティが直面している社会的課題を、文献をしっかりと読むことによって理解し、課題の解決方法を提案できるようになる。共生という社会的課題に向き合うこととと同時に、文献を的確に読む能力の向上がこの授業が目指すところとです。
授業計画と内容
①ガイダンス
②個人報告①:障害をもつ人に関する課題
③個人報告②:ジェンダーに関する課題
④個人報告③:海外にルーツをもつ人に関する課題
⑤合同討論
⑥ゲスト講師によるレクチャー①
⑦ゲスト講師によるレクチャー②
⑧ゲスト講師によるレクチャー③
⑨個人報告④:障害をもつ人に関する課題(文献指定)
⑩個人報告⑤:ジェンダーに関する課題(文献指定)
⑪個人報告⑥:海外にルーツをもつ人に関する課題(文献指定)
⑫合同討論
⑬映像で学ぶ
⑭まとめの討論:多文化共生の実現のために
※ 合同討論およびゲスト講師によるレクチャーは、他のクラスと合同で行う予定です。ゲスト講師の都合により、授業内容の順番が変更する場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
新聞などに目を通し、現代社会が抱える課題について常に最新情報を得るよう心がけてください。受講生すべてが発表を行うので、十分な準備をしてのぞむこと。準備については、授業時間外の学修が不可欠です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 前期の学修成果の報告内容を評価する。 |
平常点 | 70 | 授業への参加、発表の内容を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンラインによる授業が必要な場合は、WebexまたはZOOMを用いる。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはなし。参考文献は授業中に適宜紹介する。
その他特記事項
もう1つの「学びの基礎演習2」のクラスと連携して行う。
夏季休暇中を中心に、学外での学びを行ってもらう予定である。詳細は、授業開始後に説明する。