シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究3(行政学) | 2024 | 前期 | 土1 | 法学研究科博士課程後期課程 | 工藤 裕子 | クドウ ヒロコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-106L
履修条件・関連科目等
特殊研究Ⅰが既習であること、また、演習、フィールド・ワーク、ヒアリング、調査、ディスカッション、プレゼンテーションなどを実施する講義であるため、講義以外の活動にも積極的に参加することを条件とします。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
パブリック・ガバナンスとはいわゆる「統治」や「執行」のことではなく、意思決定、政策、戦略、経営、パートナーシップなどといった諸要素を含む概念です。本特殊研究では、政策、ガバナンスに関するベスト・プラクティスの事例分析を中心に、パブリック・ガバナンスの現状、NPMの理論、方法論、課題などについて考察します。
基礎的な概念、理論について理解した後、公共政策の形成および公共経営の実践に関する演習を行います。この演習においては、実務家を中心とするゲスト・スピーカーによる事例紹介の後、実際に内外で実施されているパブリック・ガバナンスの事例を分析します。
科目目的
パブリック・ガバナンスとはいわゆる「統治」や「執行」のことではなく、意思決定、政策、戦略、経営、パートナーシップなどといった諸要素を含む概念です。本特殊研究では、政策、ガバナンスに関するベスト・プラクティスの事例分析を中心に、パブリック・ガバナンスの現状、NPMの理論、方法論、課題などについて考察し、理解することを目的とします。
基礎的な概念、理論について理解した後、公共政策の形成および公共経営の実践に関する演習を行います。この演習においては、実務家を中心とするゲスト・スピーカーによる事例紹介の後、実際に内外で実施されているパブリック・ガバナンスの事例を分析することを目的とします。
到達目標
パブリック・ガバナンスとはいわゆる「統治」や「執行」のことではなく、意思決定、政策、戦略、経営、パートナーシップなどといった諸要素を含む概念です。本特殊研究では、政策、ガバナンスに関するベスト・プラクティスの事例分析を中心に、パブリック・ガバナンスの現状、NPMの理論、方法論、課題などについて考察しますが、それらを理解することを目標とします。
基礎的な概念、理論について理解した後、公共政策の形成および公共経営の実践に関する演習を行います。この演習においては、実務家を中心とするゲスト・スピーカーによる事例紹介の後、実際に内外で実施されているパブリック・ガバナンスの事例を分析しますが、受講生各自がその分析を自分で出来るようになることを目標とします。
授業計画と内容
1.公共経営とは
2.国家の機能および国家と市場の関係
3.行政改革とNPM、ポストNPM
4.公共経営の事例① 1980年代頃まで
5.公共経営の事例② 1990年代以降
6.事例研究(地方自治体における公共経営)
7.調査と課題・仮説の設定
8.フィールド調査の手法と設計
9.分析・考察と仮説の検証
10.プレゼンテーション① 受講者X(総受講者数により2名ずつなど調整)
11.プレゼンテーション② 受講者Y
12.プレゼンテーション③ 受講者Z
13.プレゼンテーション講評・総括
14.ターム・ペーパー講評
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学習 反転講義を実施するため、受講者は必ず事前に指定されたテキスト教材を熟読し、ディスカッションのテーマを選定、ディスカッションの準備をしてくる必要がある。
プレゼンテーションでは、講義で習得した学説および方法論を応用し、各自が選定した調査もしくは事例分析を発表する。また、プレゼンテーションに基づくレポートを作成する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポートは1)テーマの新規性、2)文献研究の正確さ、3)理論枠組みの適切さ、4)分析の正確さ、そして5)明確な論旨および文章表現、によって評価する。 |
平常点 | 30 | 最低6割の出席を前提とし、積極的な参加とディスカッションへの貢献によって評価する。 |
その他 | 30 | レポートに先立つプレゼンテーションを実施。プレゼンテーションは1)テーマの新規性、2)リサーチ・クエスチョンの適切性、そして3)分析の正確さ、によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてWebexを活用する
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:Christopher Pollitt (2016), Advanced Introduction to Public Management and Administration, Edward Elgar Publishing