シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究(財政学) | 2024 | 通年 | 月5 | 経済学研究科博士課程後期課程 | 関野 満夫 | セキノ ミツオ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM6-101L
履修条件・関連科目等
なし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
財政学に関する最新の研究をサーベイするとともに、各自の論文構想・計画を検討する。
科目目的
財政学の主要な研究分野での研究の現状と研究課題を確認し、各自の研究テーマの位置づけが明確になるようにする。
到達目標
財政学の研究状況を踏まえた上で、各自の研究課題を博士論文にまとめることを到達目標とする。
授業計画と内容
(1)授業計画、各自の論文作成計画の確認
(2)現代財政学の課題と方法
(3)財政の歴史と財政学の発展
(4)現代経費論の課題
(5)受講者の研究発表と討議①
(6)社会保障財政の現状と課題
(7)租税の現状と課題
(8)所得税の現状と課題
(9)消費税の現状と課題
(10)資産課税の現状と課題
(11)財政赤字・国債の現状と課題
(12)グローバル化と現代財政
(13)福祉国家財政の現状と課題
(14)受講者の研究発表と討議②
(15)戦争と財政
(16)「財政軍事国家」をめぐって
(17)第2次世界大戦と戦争財政
(18)日本の戦争財政
(19)日本の戦争経済と戦争財政
(20)日本の戦時財政と消費課税
(21)日本の戦時財政と所得課税
(22)日本の戦費調達と国債
(23)敗戦と日本財政
(24)敗戦後日本の財産税構想
(25)財産税の実際
(26)戦後の取引高税
(27)シャウプ勧告と税制改革
(28)シャウプ勧告と富裕税
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に指示した文献の収集、学習、をすすめること(4時間程度必要)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 研究発表内容が的確であること。 |
平常点 | 50 | 研究内容、論文に関する討議が的確であること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
①関野満夫『財政学』税務経理協会、2016年
②関野満夫「日本の戦費調達と国債」『経済学論纂』60巻1・2号、2019年