シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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プロジェクト科目(1)(2)(3)(多摩の文化遺産)/プロジェクト科目 | 2025 | 後期 | 火2 | 文学部 | 尹 智鉉 | ユン ジヒョン | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IF2-R211,LE-IF2-R212,LE-IF2-R213
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
東アジア3か国の大学(日本の中央大学、台湾の国立台湾大学、韓国の国立Hanbat大学)が連携し、「国際オンライン協働学習(COIL)」活動を行います。授業での使用言語は「日本語」で、韓国と台湾の参加者は、主に、日本語を専攻または副専攻で学んでいる3・4年生の学生です。授業では、「アジアの社会・文化」について、①事前の準備活動、②多国間交流型活動、③事後のふり返りを重ねていきます。
◆【COIL活動】では、3か国の学生が複数のグループに分かれ、プロジェクトワークを行います。
プロジェクトワークの内容は、「日本語学習者のためのオンライン教材を企画、制作すること」です。第10・11回目の成果報告会では、およそ4週間かけて制作した成果物について発表し、企画意図や制作過程についても紹介します。
◆第12~14回目授業:最後の3週間は〈日本側のみ〉が参加する面接授業を行います。【COIL活動】で学んだことや気づいた点を共有したうえで、さらに詳しく理解し、深く考えたい「自身のテーマ」を決めます。自身のテーマについて調べ、考察した内容を授業で報告し、ピアフィードバックを行います。
科目目的
(1)国内外における社会・文化的背景と文脈を踏まえ、複眼的視座から「アジアの社会と文化」を捉え、関連する知識と経験を構築する。
(2)多国間交流型授業における対話的で主体的な学びを通じ、自己と他者に対する理解および意識を向上させる。
到達目標
(1)当事者の声からアジアのイマ・ココについて理解を深め、国際協働学習に必要な態度と資質を涵養する。
(2)自分なりの視点をもって他者とともに対話を重ねていくことで、課題発見・解決能力、及び柔軟な思考力を身につける。
(3)情報収集力・分析力、及びICTリテラシーを身につけ、他者に対して高度な情報を的確に伝えるためのスキルを磨く。
授業計画と内容
1. 9/23 《日本側のみ》科目オリエンテーション
2. 9/30 【COIL活動①】交流授業のガイダンス、3か国の参加者紹介、グループのテーマ検討
3. 10/7 《日本側のみ》COIL型授業の準備活動
4. 10/14 【COIL活動②】グループのテーマ決定、企画書の作成
5. 10/21 【COIL活動③】企画書の修正、資料調査の開始
6. 10/28 【COIL活動④】資料調査の結果共有、成果物の作成開始
★11/4は、「白門際」後の臨時休業日
7. 11/11 【COIL活動⑤】成果物の作成とグループディスカッション
8. 11/18 【COIL活動⑥】成果物の作成とグループディスカッション
9. 11/25 【COIL活動⑦】成果物の作成とグループディスカッション
10. 12/2 【COIL活動⑧】成果報告会(そのⅠ)
11. 12/9 【COIL活動⑨】成果報告会(そのⅡ)
12. 12/16 《日本側のみ》COIL型授業のふり返り、各自の探求テーマ決め
13. 12/23 《日本側のみ》各自の探求テーマに関する調査・分析過程の共有
14. 1/20 《日本側のみ》各自の探求テーマに関する調査・分析の結果報告および総括
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
COIL型授業の準備やグループメンバー間の連絡、分担作業など
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 期末レポート(1回):探求テーマに関するレポートの出来栄え |
平常点 | 40 | 以下の4つの項目で評価(各項目×10%) (1) グループワークに積極的に参加し、クラスメイトのコメントや教師からの質問に対して積極的に答えていたか 。 (2) 他人に配慮し、協力的で敬意を表する態度を示していたか。 (3) 授業に遅れずに参加していたか。 (4) 期日を守って課題を提出していたか。 |
その他 | 40 | COIL活動の成果物、および成果報告会での発表(資料作成を含む)に対する評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
1.BYOD(Bring Your Own Device)。各自、ノート型パソコンまたはタブレット端末(iPadなど)を授業に持参すること。
2.COIL活動では、Zoomを使ってリアルタイムの交流を行う。交流では、「カメラとマイクをオン」にして参加することを基本とする。
3.本科目の履修者に対する資料配布や課題提出はmanabaを使用する。
4.韓国・台湾の学生との連絡、情報共有では、通話アプリや共有フォルダ等のツールを利用する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
各回の講師のなかには、地域の文化財の保存、調査、研究に関わる学芸員、研究員、調査員、教員がおられます。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記の各講師には、ご自身の経験もふまえて授業内でお話しいただく予定です。
テキスト・参考文献等
【テキスト】プリント配布
【参考文献】授業で適宜紹介する