シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究(公共経済学) | 2024 | 通年 | 金1 | 経済学研究科博士課程後期課程 | 中村 彰宏 | ナカムラ アキヒロ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM6-101L
履修条件・関連科目等
公共経済学の基礎知識を習得しておくことが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
公共経済学の分野における理論展開に基く実証分析手法を学修する。関連分野の研究論文を比較考察して、独自の理論展開を検証する。また、理論仮説を検証、シミュレーションするために、データを用いた実証分析の仕方をトレーニングする。
科目目的
公共経済学の体系的な学説の修得と在学期間中における学位論文の提出を目的とします
到達目標
公共経済学の体系的な学説を理解し、学位論文作成のために活用できることを目指します
授業計画と内容
1. 経済学における情報の役割I(考え方)
2. 経済学における情報の役割II(情報の価格)
3. 経済学における情報の役割III(複数のバージョン)
4. 経済学における情報の役割IV(ロックイン)
5. インセンティブ理論I(考え方)
6. インセンティブ理論II(努力と結果)
7. インセンティブ理論III(制度設計)
8. インセンティブ理論IV(具体的事例の考察)
9. 公民の役割分担とコミュニケーションI(考え方)
10. 公民の役割分担とコミュニケーションII(交通サービスの事例)
11. 公民の役割分担とコミュニケーションIII(耐用年数の長い設備の事例)
12. 公民の役割分担とコミュニケーションIV(履修者による課題報告)
13. ガバナンスI(考え方)
14. ガバナンスII(理論的背景)
15. ガバナンスIII(実証分析の事例)
16. ガバナンスIV(履修者による課題報告)
17. 政策評価I(考え方)
18. 政策評価II(理論的背景)
19. 政策評価III(実証的な評価事例)
20. 政策評価IV(履修者による課題報告)
21. 顕示選好と表明選好I(非市場財の分析の考え方)
22. 顕示選好と表明選好II(両分析に対する評価)
23. 顕示選好と表明選好III(分析事例)
24. 顕示選好と表明選好IV(履修者による課題報告)
25. 企業行動と消費者行動I(情報の役割)
26. 企業行動と消費者行動II(理論的背景)
27. 企業行動と消費者行動III(実証分析による把握)
28. 企業行動と消費者行動IV(望ましい行動へのインセンティブ)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業で課題と解決のための作業の内容を指示する。十分に準備して授業に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 学術的な貢献の可能性を加味して評価します |
平常点 | 40 | 授業への積極的参加と貢献度で評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じて、積極的にオンラインツールを活用します
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
総務省(郵政省)での勤務経験があります
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
政策の具体的事例を授業でも活用します
テキスト・参考文献等
レジュメなどの資料を適宜配布する予定である。参考文献は履修学生の研究テーマに合わせて紹介する。