シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究(交通経済学) | 2024 | 通年 | 木5 | 経済学研究科博士課程後期課程 | 後藤 孝夫 | ゴトウ タカオ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EG-OM6-101L
履修条件・関連科目等
交通経済学の基礎知識を習得しておくことが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
履修者による博士学位請求論文についての研究報告とそれに基づく討論、および交通経済学ならびに周辺分野に関連する文献を検討しながら、論文の完成に向けて授業を進める。
科目目的
交通経済学の体系的な学説の修得と履修者の博士学位請求論文の作成・完成を目標とする。
到達目標
交通経済学の体系的な学説を理解し、博士学位請求論文の完成に資することを目指す。
授業計画と内容
・本授業では、履修者の毎回の報告が原則となる。
・参考文献は履修者の研究内容に従って決定するため、下記の項目はあくまで予定である。
第1回 イントロダクション
第2回 履修者による研究計画の報告
第3回 第1回研究報告①:研究背景・目的の説明
第4回 第1回研究報告➁:リサーチクエスチョンおよび仮説の説明
第5回 参考文献の輪読と討論①:外部効果と交通市場
第6回 参考文献の輪読と討論➁:公共財と費用負担問題
第7回 参考文献の輪読と討論③:自然独占と規制の妥当性
第8回 参考文献の輪読と討論④:コーポレートガバナンスからみた交通企業
第9回 第2回研究報告①:仮説の再検討
第10回 第2回研究報告➁:仮説の定量的な検証方法の検討
第11回 交通経済学での実証分析手法①:記述統計の復習
第12回 交通経済学での実証分析手法➁:回帰分析
第13回 交通経済学での実証分析手法③:パネルデータ分析
第14回 交通経済学での実証分析手法④:離散選択モデルの分析
第15回 交通経済学での実証分析手法⑤:因果推論
第16回 第3回研究報告①:論文の構成の説明
第17回 第3回研究報告②:研究対象に関する一次データの概要説明と問題点の再抽出
第18回 交通経済学での実証分析結果の解釈①:需要の価格弾力性
第19回 交通経済学での実証分析結果の解釈②:代替性と補完性
第20回 交通経済学での実証分析結果の解釈③:交通機関選択
第21回 第4回研究報告①:論文全体の第一次草稿の報告
第22回 第4回研究報告➁:論文の方向性の再検討
第23回 政策評価①:余剰分析の適用と限界
第24回 政策評価➁:費用便益分析の考え方と理論的課題
第25回 政策評価③:費用便益分析の実際と政策課題
第26回 政策評価④:因果推論の政策評価への適用と限界
第27回 第5回研究報告①:論文全体の報告
第28回 第5回研究報告➁:論文の第一次とりまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業において建設的なディスカッションを展開していること |
その他 | 50 | 博士学位請求論文を完成(提出年度でない場合には、必要な範囲での完成稿)していること なお、「平常点」・「その他」のそれぞれにおいて、課題設定(リサーチクエスチョンの妥当性)、先行研究のレビューの度合い、実証分析の活用等を中心に、学術的な貢献の可能性も加味して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
〇評価の前提条件
出席率が70%に満たないもの、課題を提出しないものについてはE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じて、積極的にオンラインツールを活用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメなどの資料を適宜配布する予定である。参考文献は履修学生の研究テーマに合わせて紹介する。