シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特殊研究Ⅰ(製品開発マネジメント研究) | 2024 | 通年 | 金3 | 商学研究科博士課程後期課程 | 菅野 洋介 | カンノ ヨウスケ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM6-001L
履修条件・関連科目等
経営学に関する各分野の基本的な知識を習得していることが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、博士課程における研究を行っていくうえで必要となる、研究についての基本的な考え方、知識、能力を習得していきます。
なお、本授業は、原則、オンラインで実施します。
科目目的
研究に必要となる4つの要素である「研究課題の設定」「理論」「推論技法」「データの収集・分析」について学び、博士課程における研究を進めていくうえでの考え方や能力を身につけていただきます。
到達目標
具体的には、以下の学習成果を得ることを目標とします。
①優れた研究とは何かを考え、理解する
②経営学に関わる多様な研究方法のアプローチを理解する
③自らの研究における課題設定や研究方法を検討できるようになる
授業計画と内容
1.オリエンテーション
2.研究の目的
3.研究課題の設定
4.理論の選択
5.データ収集と推論技法
6.定量研究と定性研究
7.定量研究の目的と視角
8.変数
9.変数の設定
10.測定水準
11.変数の操作的定義
12.変数関連の種類
13.定性研究の目的と視角
14.事例選択の役割
15.理論開発のための事例
16.仮説検証のための事例
17.選択バイアスとその回避
18.因果関係
19.因果推論のプロセス
20.因果関係の存在
21.従属変数の規定因
22.事例研究における因果推論技法
23.ミルの方法
24.定性的比較分析
25.単独事例における適合法
26.反事実分析
27.過程追跡
28.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
受講者は、毎週必ず次回の内容についてテキストを読んで発見点や疑問点を整理してくるなど、予習をしてくる必要があります。
また、発表担当の回には、テキストの内容にもとづいた発表資料をパワーポイントで作成して、発表していただきます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 出席、発表担当の際の内容(質)、議論への参加・貢献度等を総合的に評価で、総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
田村正紀(2006)『リサーチ・デザイン:経営知識創造の基本技術』、白桃書房。
その他、適宜、関連資料を配布することがあります。
その他特記事項
本授業は、原則、オンラインで実施します。