シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究Ⅲ(環境と社会) | 2024 | 通年 | 金2 | 商学研究科博士課程後期課程 | 西川 可穂子 | ニシカワ カホコ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM6-303L
履修条件・関連科目等
本講義は,受講開始時までに中央大学商学研究科で開講されている演習1(生物多様性の経済的価値),演習2(気候変動と環境変容),特殊研究I・II(環境と社会,Environmental sustainability and Anthropogenic activity)を学修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習は,博士論文を作成するための演習です。博士論文の作成のために必要な知識や研究手法について学修していきます。研究テーマは本人の希望を尊重しますが,研究内容が学術論文として国際誌に投稿できる内容となるよう配慮します。研究テーマによっては,学外の人とのコミュニケーションも必要になる場合があります。各自の研究計画を報告してもらい、それに関する学術論文の輪読と研究発表を行います。また,基本的に少なくとも年1回は学術学会での発表を行なってもらいます。
科目目的
本演習は
1)学術論文の執筆
が第一の目的となります。
そのために,
2)研究手法の確立
3)研究テーマの先行研究を理解し,認識する
4)新しいアイデアと論理的な思考を持つ
ことが必要になります。
以上のスキルを受講者の主体的な参加によって達成することが目的となります。具体的には,演習で受講者との議論を通して学術論文を完成させます。
到達目標
受講者は,自分の研究を論文としてまとめ,学術誌に投稿し,アクセプトされることが到達目標です。単位習得のためには、定期的に研究発表を行い、研究進捗を年次報告書としてまとめる必要があります。
授業計画と内容
受講者の研究の進捗状況によって,前後する場合があります。
第1回 研究の進め方と心構え
第2回 受講者が希望する研究テーマについて発表
第3回 研究テーマに関する既往研究(1)最も関心のある論文は何か
第4回 研究テーマに関する既往研究(2)反論となる論文は何か
第5回 研究テーマの問題意識を明確にする
第6回 研究テーマの問題意識に関する既往研究の調査
第7回 研究テーマの再検証 新規性は何か?
第8回 具体的な研究テーマと研究計画を設定する
第9回 必要なデータとその収集方法
第10回 研究のデザインを決定する 分析方法を決める
第11回 データの分析(1) Rで図を作成する
第12回 データの分析(2)Rで必要なデータの分析および検定
第13回 データの分析の結果(初回)をまとめる
第14回 前期のまとめ:研究テーマについて発表と今後の予定(夏休みの研究内容)
第15回 夏休み中の研究の進捗状況について発表
第16回 既往研究の紹介:研究テーマの分析法に関連した論文
第17回 既往研究の紹介:近年の研究テーマの傾向解析
第18回 データの収集と分析
第19回 データ分析の結果(第2回)
第20回 研究テーマに関する中間報告 (アブストラクト)
第21回 中間報告を踏また既往研究論文の紹介
第22回 データの再検証
第23回 論文構成の検討
第24回 論文で必要なリファレンスの整理
第25回 論文の図表の検証
第26回 論文のタイトル と書き方の詳細
第27回 研究成果の発表
第28回 後期のまとめ:今後の取り組み
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 中間報告および研究のまとめを報告してもらいます。 |
平常点 | 40 | 授業内の積極的な参加を評価します。 |
その他 | 20 | 学術学会での発表を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
研究テーマによって相談して決めます。研究に必要な論文は主体的に読んでください。