シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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インターンシップ(アーキビスト実務研修) | 2024 | 通年 | 他 | 文学研究科博士課程後期課程 | 宮間 純一 | ミヤマ ジュンイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-TR6-001P
履修条件・関連科目等
アーカイブズ学研究A・B、アーカイブズ法制論などアーキビスト養成プログラムに配置されている科目を履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
アーカイブズ学研究A・B、アーカイブズ法制論などで得た知識を、八王子市公文書管理課でのインターンシップによる実践経験を通じて確かなものとする。
科目目的
アーキビストとして文書管理の現場で必要な能力を八王子市公文書管理課におけるインターンシップによって身につける。
到達目標
アーキビストが求められている能力のうち、公文書の評価選別などに関する実践力の基礎を修得する。
授業計画と内容
第1回 事前指導(宮間)
第2回 事前指導(宮間)
第3回 市の公文書管理について① 市公文書の管理に関する条例・規則等、関連する例規について学ぶ(八王子市)
第4回 市の公文書管理について② 市のレコード・スケジュール、課の業務内容について学ぶ(八王子市)
第5回 資料保存施設の取組① 保存環境、収蔵資料の内容について学ぶ(八王子市)
第6回 資料保存施設の取組② 温湿度管理(データロガー入力・解析)、虫トラップの確認・設置(八王子市)
第7回 歴史的公文書の目録作成 平成21年度以降の歴史的に価値ある公文書の目録作成 専門員(八王子市)
第8回 歴史的公文書の保存修復 平成21年度以降の歴史的に価値ある公文書のクリップやホチキスの除去、こよりへの付替え等(八王子市)
第9回 歴史的公文書の評価選別① 八王子市における歴史的に価値ある公文書の評価選別について学ぶ (八王子市)
第10回 歴史的公文書の評価選別② 平成21年度以降の歴史的に価値ある公文書の再選別(八王子市)
第11回 資料のデジタル化 歴史的に価値ある公文書の撮影、複製資料の整理等(八王子市)
第12回 歴史的公文書の利用審査① 旧役場文書の利用制限情報等の利用審査、マスキング(八王子市)
第13回 歴史的公文書の利用審査② 旧役場文書の利用制限情報等の件名目録作成(八王子市)
第14回 インターンシップの振り返り(宮間)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | ディベート20%:事前・事後指導における発言の内容など 実習の評価80%:八王子市におけるインターンシップの取り組み状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
インターンシップの所定の課程を、理由なく欠席した場合は単位修得を認定しない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
千葉県文書館県史・古文書課嘱託職員 2007年~2011年
宮内庁宮内公文書館研究職(内閣府事務官) 2011年~2016年
国文学研究資料館准教授 2016年~2018年
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
文書館でアーキビストとして働いた経験に基づいて授業を実施する。
テキスト・参考文献等
必要な資料は適宜配布する。