シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中世文学特殊研究B | 2024 | 後期 | 火6 | 文学研究科博士課程後期課程 | 吉野 朋美 | ヨシノ トモミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JL6-106L
履修条件・関連科目等
和歌文学・中世文学専攻の者を対象としますが、研究上の必要があれば他のジャンルや時代の専攻者の履修も可能です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、履修者の研究を推進させるために、より高度な知識と基礎作業の方法を学び、和歌文学・中世文学の分野に関する研究活動をおこないます。具体的には、影印で注釈のついていない作品の精読、資料調査、論文の抄読、研究発表を適宜組み合わせておこないます。
科目目的
和歌文学・中世文学に関する学問的知識を深めるとともに、研究能力を涵養することを目標とします。
到達目標
受講生が、作品読解、論文精読等を通して和歌文学・中世文学に関する学問的知識を深め、論文のテーマを見いだすことができる能力を修得できるようにします。また、学術雑誌に載せることのできる論文執筆の技能、そのレベルに達する内容が書けるような分析能力、構想力、文章力を身につけます。
授業計画と内容
履修者の研究内容にあわせて、和歌文学・中世文学の分野に関する研究活動をおこないます。具体的には、影印で注釈のついていない作品の精読、資料調査、論文の抄読、研究発表を適宜組み合わせおこないます。計画は以下の通りですが、履修者が主体となる活動ですので、進め方は履修者と相談の上変更することもあり得ます。
1、導入 中世文学研究の方法①――中世の特質
2、中世文学研究の方法②――基本的な文学史的事項の確認1
3、中世文学研究の方法③――基本的な文学史事項の確認2
4、中世文学研究の方法④――ジャンルの問題1
5、中世文学研究の方法⑤――ジャンルの問題2
6、中世文学研究の方法⑥――伝本調査の問題(各ジャンルの相違など)
7、中世文学研究の方法⑦――校訂本文の立て方
8、中世文学研究の方法⑧――背景となる社会・文化状況の検討1
9、中世文学研究の方法⑨――背景となる社会・文化状況の検討2
10、中世文学研究の方法⑩――ジャンル間の相関関係の検討
11、論文作成の方法①――考察のテーマの立て方
12、論文作成の方法②――先行研究の調査・検討1
13、論文作成の方法③――先行研究の調査・検討2、自説の検討
14、論文作成の方法④――説得的な論の立て方
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に配布される資料をよく読み、毎回の授業で扱うテーマについて自分なりに理解しておくようにしてください。また、授業の最後に出される課題に必ず取り組んでください(自習時間は、トータルすれば60時間は越えるでしょう)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業に付随する課題と内容が合致しているか。その内容がすぐれたものか。 期限内に提出しているか。 |
平常点 | 50 | 授業内での報告の完成度の高さはどうか 授業内での発言、質疑の回数とその内容はどうか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他/実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてWebexを用いた授業もおこないます。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは随時コピーを配布します。