シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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近代文学特殊研究A | 2024 | 前期 | 火6 | 文学研究科博士課程後期課程 | 山下 真史 | ヤマシタ マサフミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JL6-109L
履修条件・関連科目等
履修条件としては以下の2点が望まれます。
・日本の近代史、および、近代文学史について、修士修了レベルの知識を持っていること。
・日本近代文学の研究方法について、修士修了レベルの知識を持っていること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
戦前・戦中の芥川賞の候補作を読んで、先行研究の少ない小説の読みの方法を深めます。必ずしも完成度の高いとは言えない作品もありますので、作者の意図を汲んで読むことも必要になります。
この授業では受講者が作品を選んで、発表し、受講者全員でその作品について様々な角度から意見を出し合い、新しい読み方を追究していきます。
科目目的
戦前・戦中の芥川賞候補作について、注釈し、時代背景を調べ、他の作家との影響関係を考え、新しい解釈を打ち出すことが出来るようになるのが目的です。
到達目標
個々の作品について、定説とその問題点を理解することができる。また、その作品について、時代背景を踏まえて、作者の意図に近い読み方を探ることで、文学作品の読みを深める方法論を身につけることができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(やり方と発表順について)
第2回 戦前の文学状況について(講義)
第3回 受講者の選択した作品についての発表(1作品目)
第4回 前回の発表についての討論(1作品目)
第5回 受講者の選択した作品についての発表(2作品目)
第6回 前回の発表についての討論(2作品目)
第7回 受講者の選択した作品についての発表(3作品目)
第8回 前回の発表についての討論(3作品目)
第9回 受講者の選択した作品についての発表(4作品目)
第10回 前回の発表についての討論(4作品目)
第11回 受講者の選択した作品についての発表(5作品目)
第12回 前回の発表についての討論(5作品目)
第13回 受講者の選択した作品についての発表(6作品目)
第14回 前回の発表についての討論(6作品目)とまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
発表者は事前によく調べ、レジメを作成し、80分程度で発表します。発表者以外は、作品を各自事前によく読み、疑問点などを持って授業に臨んでください。発表で調べ足りなかった点は、次の回に報告します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 発表時に作者、時代背景を調べられたか、注釈や解釈がきちんとできたか、発表者でないときに議論に積極的に参加できたか、が評価の対象となります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:『芥川賞候補傑作選 戦前・戦中編(1935-1944)』(春陽堂書店)