シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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米文学特殊研究ⅡB | 2024 | 後期 | 金5 | 文学研究科博士課程後期課程 | 髙尾 直知 | タカオ ナオチカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-EX6-120L
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Nathaniel HawthorneのThe Scarlet Letterを読みます。授業の形式は、まずそれぞれ いて、発表者の方に、(1)担当の範囲(1章程度)の要約、(2)範囲内で理解しにくいと思われ 説、(3)重要と思われるテーマについて発表していただきます。そののち、教員による解説とディスカッションをおこなうという形で進めていきます。
科目目的
19世紀アメリカの歴史的文脈を通じて、作品を読む方法を自分なりに会得することを目標とします
到達目標
19世紀アメリカの小説作品の読みかたを鍛え、それについての議論のポイントを見つける。さらにその議論を有効なものとして組みたてる能力を身につける。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 序(「税関」):緋文字の出自
第3回 1-2章:ヘスターの登場
第4回 3-4章:ロジャーの正体
第5回 5-6章:パールの性格
第6回 7-8章:アーサーの心理
第7回 9-10章:アーサーとロジャーの葛藤
第8回 11-12章:アーサーの苦悩
第9回 13-14章:ヘスターとロジャーの対立
第10回 15-16章:パールの成長
第11回 17-18章:アーサーとヘスターの合意
第12回 19-20章:アーサーの混乱
第13回 21-22章:ボストンの17世紀的世界
第14回 23−24章:告白の意味
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回授業の予習として、指定された範囲について辞書を引いて読んで理解しておいてください。また授業後は、内容に関することのほか、討論によって生じた問いに自分なりの答えを用意して授業に参加するように心がけてください。そのためには週に2~3時間の予復習が欠かせません。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 扱った作品についてオリジナルな議論を提示しているかどうか。 |
平常点 | 20 | 授業中に、自分の意見を明確に述べて、作品解釈の構築に資する発言をおこなったかどうか。 |
その他 | 40 | 授業中の発表において、自身の作品解釈を明確に提示して、その論拠をしめすことができたかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:pdfをmanabaで配布します。