科目ナンバー

PG-IF5-701L

履修条件・関連科目等

博士前期課程1年生であること。社会学、統計学、社会調査法に関する基礎的知識を有する必要がある。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

研究におけるリサーチクエスチョンの設定、先行研究の整理および社会学理論に基づいた仮説の導出、適切な調査法の確認および手法の習得を目指す。

科目目的

自ら設定したリサーチクエスチョンに対して適切にアプロ―チし、論文を執筆するために、論文執筆に必要な理論的思考や方法論の習得を目指す。

到達目標

本科目では、次の目標に到達することを目指す。
（1）先行研究の整理し方がわかる。
（2）仮説が導出できる。
（3）先行研究や仮説に関する論文を適切に執筆できるようになる。

授業計画と内容

第01回　社会問題の発見1 ：問題の背景
第02回　社会問題の発見2 ：問の可能性
第03回　リサーチクエスチョンの考え方1 ：問の発見
第04回　リサーチクエスチョンの考え方2 ：検討課題の考え方
第05回　問題の概要の整理1 ：統計資料の読み方
第06回　問題の概要の整理2 ：統計資料のまとめ方
第07回　問題の概要の整理3 ：対象の整理
第08回　文献リストの作成
第09回　先行研究の整理1 ：理論的な先行研究の整理の仕方
第10回　先行研究の整理2 ：対象に関する具体的な先行研究の整理の仕方
第11回　先行研究の整理3 ：先行研究のまとめ方
第12回　仮説の導出1 ：仮説の考え方
第13回　仮説の導出2 ：先行研究と仮説の関係
第14回　調査の企画

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

先行研究に関する論文リストの作成、論文の熟読、レジュメの作成などを行う。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

報告30％、論文の内容70%で、全体で60%以上を合格とする。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト
野村康,『社会科学の考え方―認識論、リサーチ・デザイン、手法』名古屋大学出版会, 2017年
（ISBN 978-4815808761）.
その他、必要に応じて参考文献を指示する。

その他特記事項

参考URL