科目ナンバー

PG-IF6-201L

履修条件・関連科目等

大学院レベルのコーポレートファイナンスの教科書を理解していること．

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

コーポレートファイナンスに関する主要な学術論文を輪読する．

科目目的

学生が近年のコーポレートファイナンス研究のトピック、求められるリサーチデザインを理解できるようになること。また、博士論文の研究テーマを具体化すること。

到達目標

各トピックについて取り上げる主要な論文の意義、学術的貢献を説明できるようになること。これらの論文で用いられている実証分析手法を自分でもできるようになること。

授業計画と内容

１．初めに　ガイダンス
２．経営戦略と経営財務　その１
３．経営戦略と経営財務　その２
４．経営戦略と経営財務　その３
５．コーポレートガバナンス　その１
６．コーポレートガバナンス　その２
７．コーポレートガバナンス　その３
８． 資本構成の理論　完全市場下化でのM・M理論
９． 資本構成の理論　税制の影響
10． 資本構成の理論　トレードオフ理論
11.　資本構成の理論　エージェンシー仮説
12.　資本構成の理論　ペッギングオーダー仮説
13.　エクイティファイナンス　その１
14.　エクイティファイナンス　その２
15.　デットファイナンス　その１
16.　デットファイナンス　その２
17.　従業員と企業財務　その１
18.　従業員と企業財務　その２
19.　財務柔軟性と資本調達　その１
20.　財務柔軟性と資本調達　その２
21.　内部資金と内部資本市場　その１
22.　内部資金と内部資本市場　その２
23.　配当政策　その１
24.　配当政策　その２
25.　自社株買い政策
26.　現金保有と流動性管理　その１
27.　現金保有と流動性管理　その２
28.　総括

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

詳細は履修ガイダンス時にお知らせします．

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

証券系のシンクタンクにて企業分析、市場分析に従事。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

理論の応用事例について解説しつつも、理論の根幹を理解することを重視します。

テキスト・参考文献等

Eckbo, B. E. (Ed.). (2007). Handbook of corporate finance: Empirical corporate finance (Vol. 1). Elsevier.

その他特記事項

参考URL