シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語学特殊研究ⅠA | 2024 | 前期 | 水2 | 文学研究科博士課程後期課程 | 石村 広 | イシムラ ヒロシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-LG6-301L
履修条件・関連科目等
高度な中国語読解力と中国語学の専門的知識が必要です。また、中国語の分析手法にも習熟していることが履修の条件となります。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
他言語との比較・対照を通じて、中国語の文構造や表現法について理解を深め、客観的に分析できる力を養います。また、これまでの研究活動や修士論文の内容について報告してもらい、検討すべき点や課題点を確認します。この作業を踏まえて、受講生各自に研究計画書を作成してもらい、今後の研究方向について発表してもらいます。とりわけ現代語の研究に関しては様々な分析アプローチが提案されているので、ここで自身の立ち位置を明確にしておく必要があります。
科目目的
博士論文の執筆に向けて、各自が修士論文で扱ったテーマをさらに掘り下げ、かつ、研究課題を克服できるようにすることを目的とします。同時に、発表と討論を通じて参加者全員が研究意識を高め、専門知識を広げていくことを目指します。
到達目標
履修生が各々の研究テーマに関する従来の分析法の不備や先行研究の問題点を指摘し、自身の仮説を検証しながら説得力のある議論を展開できるようにすることが目標です。さらに、研究発表における資料の作成方法や学術誌に投稿する際の論文執筆の注意点など具体的なアドバイスを通じて、参加者全員が中国語学分野において情報発信するためのノウハウを身につけるようにします。
授業計画と内容
(前期)
第1回 ガイダンス(授業の進め方について)
第2回 文献読解(1):徐通锵著『语言论』第1章,第2章
第3回 読解と分析①:著者の文法観
第4回 読解と分析②:批判的検討
第5回 文献読解(2):徐通锵著『语言论』第3章
第6回 読解と分析①:著者の文法観
第7回 読解と分析②:批判的検討
第8回 履修者による報告・発表
第9回 文献読解(3):徐通锵著『语言论』第4章
第10回 読解と分析①:著者の文法観
第11回 読解と分析②:批判的検討
第12回 文献読解(4):徐通锵著『语言论』第5章
第13回 読解と分析①:著者の見解
第14回 読解と分析②:批判的検討
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文献に出てくる専門用語は言語学辞典や参考書などを使って下調べを行い、それらが表す概念や用例をしっかり押さえておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 25 | 授業で扱っているテーマに沿った課題を出します。内容だけでなく、書式や誤字・脱字の有無なども評価対象とします。 |
平常点 | 50 | 出席回数や授業に取り組む姿勢など。3回の無断欠席で履修を放棄したものと見なします。 |
その他 | 25 | プレゼンテーションの内容、参照した文献資料の適否などを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはプリントまたはPDF版資料を使用する予定。参考文献は授業中に適宜紹介します。