シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語学特殊研究ⅡB | 2024 | 後期 | 月5 | 文学研究科博士課程後期課程 | 李 佳樑 | リ カリョウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-LG6-304L
履修条件・関連科目等
中国語の文章を読むことができることを履修条件とする
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
主として現代中国語の「語気範疇」・語順・文の意味分析・文法現象の説明を取り上げ、『現代漢語描写語法』をはじめとする参照文法書の関連箇所を批判的に読み込み、議論していく予定である。
科目目的
中国語文法のさまざまな問題について、ときには日本語との対照を通じて、中国語の特徴とはなにかを理解し、問題意識を養う。そのうえ、その問題を解決できる言語学理論を勉強し、それを応用して、分析と論証の能力を身に着けるようにする。
到達目標
現代中国語の文法現象を俯瞰的に把握でき、与えられた課題に対し、言語学の理論を用いて、客観的に分析し、論証できるレポートもしくは論文を書くことができるようにする。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(講義内容、授業計画、講義目標などの説明)
第2回 現代中国語の「語気」(1):語気の体系
第3回 現代中国語の「語気」(2):語気助詞
第4回 現代中国語の「語気」(3):語気副詞と助動詞
第5回 現代中国語の語順(1):文成分の配列
第6回 現代中国語の語順(2):倒置文
第7回 現代中国語の語順(3):共起の場合の語順
第8回 現代中国語の語順(4):語順を決める諸要素
第9回 文の意味分析について(1):意味構造
第10回 文の意味分析について(2):意味役割
第11回 文の意味分析について(3):意味特徴と意味指向
第12回 文法現象の説明を考える(1):記述と説明
第13回 文法現象の説明を考える(2):意味論の観点からの説明
第14回 文法現象の説明を考える(3):認知論の観点からの説明
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に予習と復習をすること
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 内容理解、分析方法、分析能力 |
平常点 | 50 | 授業への出席、授業態度、講義への積極的参加、内容理解 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
張斌主編『現代漢語描写語法』第15章、第17章、第18章、第20章 商務印書館、2010年
ほか随時プリント配布
【参考文献】
日本中国語学会編『中国語学辞典』岩波書店、2022年
呂叔湘主編『現代漢語八百詞』(増訂本)商務印書館、2008年
劉月華等著『実用現代漢語語法』(増訂版) 商務印書館、2001年
『中日辞典』、『日中辞典』