シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本近世史特殊研究A | 2024 | 前期 | 木6 | 文学研究科博士課程後期課程 | 落合 功 | オチアイ コウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JH6-105L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
①随時、個人研究報告を行って、論文作成・学会発表の準備をする。
②集団での論文講読や史料分析を行う。なお、授業計画には、参考のため一部過去の例を記した。
科目目的
博士論文作成に向けて、より実践的な能力を身につけることを目指す。
到達目標
博士論文作成に向けて、研究報告の回数を重ねながら作業を少しでも進めることを目指す。博士後期課程の学生は研究者の見識が必要である。それは、研究史の理解(論文購読力)と概念の操作、史料購読力、論理整合性を基本とする。この4要素について自身で磨きをかけると共に、他の報告で方法論を学ぶような努力を求める。最終的には、自身のテーマについては、誰にも負けないという自負を持てるようになってほしい。
授業計画と内容
※各回の内容については、これまでの例を参考のため記した。
(前期)
第1回 ガイダンス、前期の授業の進め方について
第2回 研究発表①栄村史における巣鷹山と巣守
第3回 研究発表②元治・慶応期における藩境地域の「隣領」情報収集
第4回 研究発表③公私日記に見る在村文化の諸相
第5回 研究発表④近世後期藩領の領主的業務と中間支配機構
第6回 研究発表⑤合同研究会のプレ報告
第7回 東京都立大学との合同研究会
第8回 論文講読①白川部達夫『日本近世の村と百姓的世界』Ⅰ部1・2章
第9回 論文講読②白川部達夫『日本近世の村と百姓的世界』Ⅰ部3章、Ⅱ部1章
第10回 論文講読③白川部達夫『日本近世の村と百姓的世界』Ⅱ部2・3章
第11回 論文講読④白川部達夫「近世民衆社会意識論によせて」「世事見聞録の窮民」
第12回 論文講読⑤石原和『「ぞめき」の時空間と如来教』、上野大輔「『寛容』をめぐる政権と仏教勢力」
第13回 史料講読 「公私日記」
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
論文の専門誌への投稿や学会発表に積極的に取り組むこと。近世史サマーセミナーに参加することが望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 研究報告、論文の批評、史料分析の充実度を見る。授業中の発言等も考慮する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用するテキストは適宜指示する。
その他特記事項
調査合宿を考えたい。